【俺の楽器・私の愛機】1724「2本目のプレベは僕より年上の日本生まれ」

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【Tokai PB-60 Hard Puncher】(愛知県名古屋市 へっぽこファンカティアー 38歳)


このモデルを知ったのはw.o.dで強烈な歪みを鳴らしているKen Mackayが使っていたのがきっかけで、頭の片隅には留めていました。

その後、既に持ってるフェンダーメキシコのプレベとは別にもう1本買って、ラウンド弦とフラット弦を使い分けたいと思っていた頃、某リサイクルショップでこれを発見。

薄汚れて安値がつけられていたものの、手に取ってみると(これけっこう良いんじゃないか?)と直感が働き、その場で購入。

錆だらけのパーツを自分の手の届く範囲で綺麗に掃除した後、お店で全体調整してもらいました。ナットに不安がありましたが、奇跡的にビビリも無かったためそのままに。

これにダダリオのフラット弦を張った結果、現在はモータウン系やヒップホップのセッションなどでいい感じの音を出してくれています。最初のw.o.dの印象とは大違いですが。

分厚いネックの頼もしいやつです。あとは奏者がもっと上達しないと…




   ◆   ◆   ◆

Tokai PB-60は今もなお、というか今だからこそジャパンビンテージの一角として安定した高い評価を得ていますよね。言ってみればただのPベースのコピーですけど、おそらく真面目・丁寧・勤勉という日本人気質が高次に結実した時代だったのでしょう。本家が焦ったという噂がまことしやかに流れておりました。ネックエンド部分を見ても美しいラウンド貼りが確認できます。それにしても40年もの年月が経つとは思えないほど理想的なコンディション。「これけっこう良いんじゃないか?」という直感が間違っていなかったってやつ。経験が育む審美眼は人生の宝です。(BARKS 烏丸哲也)


★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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