マイケル・アンソニー「ビル・ワードはオジーから髭に火をつけられても動じていなかった」

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Vertigo Records, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

マイケル・アンソニーは、ヴァン・ヘイレン時代、ブラック・サバスのツアーに同行し、オジー・オズボーンがバンド・メイトのビル・ワード(Dr)の髭に火をつけるのを目にしたそうだ。アンソニーはビックリ仰天したが、ワードはこの手のことに慣れていたらしく、全く動じていなかったという。

ヴァン・ヘイレンは1978年にブラック・サバスのツアーでオープニング・アクトを務めた。アンソニーは、最近、Sirius XMの番組『Trunk Nation』のインタビューで、当時をこう振り返っている。

「公演の後、オジーとビル・ワードと僕は、よくホテルのバーでビールを飲んでいたんだ。そしたら、オジーが肘で僕をつつき、“おい、マイケル。これを見てろ”って言い出し、ライターを取ってビル・ワードの髭に火をつけたんだよ」

アンソニーが驚く一方で、ワードは淡々と火を消し、「後ろに下がることもたじろぎもしなかった」そうだ。「彼はただビールを飲み続けていた」という。

オジーは、ビル・ワード抜きでブラック・サバスの活動を終えたことを後悔しており、最近、ワードを入れもう一度プレイできるチャンスがあったら、それに飛びつくと話していた。

マイケル・アンソニーとサミー・ヘイガーは、この夏、ジョー・サトリアーニ(G)、ジェイソン・ボーナム(Dr)と、ヴァン・ヘイレンの曲をプレイするツアーを北米で開催する。

Ako Suzuki
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