クワイエット・ライオットの新作、故ケヴィン・ダブロウのヴォーカルを収録
ルディ・サーゾによると、クワイエット・ライオットは、ニュー・アルバムに故ケヴィン・ダブロウが生前レコーディングしていた曲を収録する予定だという。クワイエット・ライオットのオリジナル・シンガーだったダブロウは、2007年に52歳で死去した。
◆クワイエット・ライオット画像
昨年、クワイエット・ライオットに復帰したサーゾは、『The Rock N’ Roll & Coffee Show』のインタビューで、新作についてこう話した。「もの凄くいっぱい曲があるんだ。俺は本当に、本当にワクワクしている。俺ら、スケジュールを確認しないといけない。夏に制作を始めると思う。いくつかの曲はもうできてる。それらに加えるものを検討しているところだ」
「フランキー(・バネリ)がプレイしている曲がいっぱいある。実は、ケヴィンが歌っているものが1曲ある。それを聴く度に、俺はゾクゾクする。実際、俺がこのクワイエット・ライオットとレコーディングしてきた中で一番のお気に入りになりつつある。本質的な要素があるんだ。でも、ユニークな出来になってる」
ヴォーカリストのジジー・パールは最近、バネリのドラム演奏を新作に収録することについて、「改造してる。基本的に、フランキーのドラムを……、オペレーションってゲーム知ってるだろ? ピンセットでつまむやつ。俺ら、彼のドラムを抜き出して、それをもとに新しい音楽を作った」と話していた。
クワイエット・ライオットの新作は、2019年リリースの『Hollywood Cowboys』以来、通算15枚目のスタジオ・アルバムとなる。サーゾが全面的に制作に参加するのは10枚目のスタジオ・アルバム『Guilty Pleasures』(2001年)以来。
Ako Suzuki
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