ロブ・ハルフォード、ティム・オーウェンズ時代の曲「やる気がある」

ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードは、彼が脱退時、ティム“リッパー”オーウェンズが在籍していた時期に制作された曲をパフォーマンスすることに乗り気だそうだ。
◆ジューダス・プリースト画像
オーウェンズは1996~2003年ジューダス・プリーストに在籍し、バンドはこの期間、2枚のアルバム『Jugulator』(1997年)、『Demolition』(2001年)を発表した。
ハルフォードは、UKの音楽誌『Metal Hammer』のインタビューで、オーウェンズ時代の曲をパフォーマンスする気はあるかと問われると、こう答えた。「いいんじゃないか? あれらのアルバム、『Jugulator』と『Demolition』はどちらもジューダス・プリーストの素晴らしい歴史の一部だ。それに、ティムは俺のいい友人だ。いままで俺は彼が歌った曲はやっていなかったが、間違いなく挑戦してみたいと思ってる。やる気だ。いつかって? 時と場所は問わない。記念ツアー中である必要もない。ステージに上がる前、俺らはジャムし、ちょっと変わったアイディアを試してみるんだ。多分、そのとき決まるだろう。(オーウェンズ時代の曲をやってみたら)素晴らしいことになるだろう」
ハルフォードは最近、別のインタビュー(米ミルウォーキーのラジオ局102.9 The Hog)で、2020年に開催するジューダス・プリーストの50周年記念ツアーでは「これまでプレイしたことがなかった曲をやるつもりだ」と話している。
ジューダス・プリーストの50周年記念ツアーは5月30日にフィンランドで開幕する。
Ako Suzuki
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