ヴィニー・ヴィンセント、ジーン・シモンズの対応「冷たかった」

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昨年4月、ジーン・シモンズがボックス・セット『ジーン・シモンズ:ザ・ヴォールト・エクスペリエンス』を購入者に手渡すため開いたイベントにゲスト出演したヴィニー・ヴィンセントは、そこで「歓迎されていない」「冷たい」と感じたそうだ。

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ヴィンセントは長年、印税をめぐりジーン・シモンズらと争っており、イベントへ向かいながら、何度も「やっぱり帰ろう」「なんで彼の頼みを聞かなきゃいけないんだ」と思ったものの、「約束は守らなければ」と考え直したと『Rock Talk With Mitch Lafon』のインタビューで話した。

しかし、シモンズはとくにヴィンセントを歓迎する様子ではなかったという。「冷たい対応だって思った…。すごく冷遇された。家に戻るとき、“なんで行ったんだろう?”って思った。何枚か写真撮って、ちょっと話したが、うわべだけで、すごくそっけなく、すごく冷たかった。温かいとこなんて少しもなかった。“よし、願いを聞くのはこれが最後だ。もう二度と頼むな”って思ったよ」

ヴィンセントは、シモンズが彼の出演を告知したとき、「ジーンへ、僕のとても大切な友人、ありがとう。再び君と一緒にできるなんて畏れおおく、光栄だ。それに、こんな素敵な告知をありがとう。僕は、これを大切にするよ。僕らが共にした素晴らしい歴史もいつだって。会えるのが楽しみだ」と、コメントしていた。イベントではパフォーマンスすることはなかったものの、シモンズと20分ほどトークを繰り広げた。

ヴィンセントは今年2月、復帰公演を中止。プロモーターは「ミスター・ヴィンセントは、テネシー州ナッシュビルで予定されていた公演でパフォーマンスしないとの通知書をプロモーターに送ってきた」と告知したが、彼は『Rock Talk With Mitch Lafon』のインタビューで、「キャンセルしたのは僕ではない。プロモーターと数ヶ月やり取りしていたのは僕の弁護士で、プロモーターと弁護士の間で起きたことだ」と話した。

ヴィンセントは先週、6月に60人のみ収容可能な会場で公演を開くと発表した。

Ako Suzuki

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