映画『WE ARE X』、米iTunes“Editors’Choice”に抜擢
ドキュメンタリー映画『WE ARE X』が全米で新たな快挙を達成した。
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映画『WE ARE X』は現在全米で配信、ダウンロードが開始されているのだが、このたび米iTunes“Editors’ Choice”ではアカデミー賞を総なめにした『LA LA LAND』やディズニー映画『モアナと伝説の海』を凌ぎ米iTunes“Editors’ Choice”に選出された。さらに本作のDVD、Blu-Rayも米Amazon “Indie of the Week”に抜擢されている。
これらは各社が展開するプロモーション機能で購入宣伝枠は存在せず、純粋にエディターがイチオシとする作品が選ばれるもの。関係者であっても選出された事はサプライズで知らされるため、本当に「良い」とされる物しか選出されない仕組みになっている。発売激戦週の中、 これらの大作を退け選出された事は、映画『WE ARE X』の新たな伝説だと言えるだろう。
各国映画祭での受賞や、オリジナルサウンドトラックのUKロックチャートナンバー1など、 前代未聞の快挙を打ち立て続けている本作。 今回の選出で、あらためて各所からの反響の大きさが証明される形となった。 今後ヨーロッパ各地、 南米、 カナダでの発売も控えており、 ますます世界中で躍進が期待される。
■映画『WE ARE X』
監督:スティーヴン・キジャック
上映時間:96分/ アメリカ映画
(c)2016 PASSION PICTURES LTD.
【作品概要】
米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』の製作陣が選んだ次なる伝説的ミュージシャンは、日本のロックバンド<X JAPAN>。
本作は、ドキュメンタリー映画で多くの実績を持つスティーヴン・キジャック監督の手により、彼らが歩んできた比類なきストーリーが感動的に描かれ、2016年1月には米国・サンダンス映画祭で最優秀編集賞を受賞、3月にはSXSW(サウスバイサウスウェスト)映画祭でデザイン部門観客賞を受賞するなど、これまですでに世界20以上の映画祭にも出品され、世界中のマスコミや評論家からも高い評価を獲得している。
世界への挑戦、脱退、解散、HIDEとTAIJIの死、Toshlの洗脳・・・バンドを襲ったあまりにドラマチックな悲劇の連鎖。
結成後30年以上に渡って生み出されてきた、想像を絶するX JAPANの<熱狂>と<狂乱>の歴史。
そこには精神的にも肉体的にも彼らが抱えてきた悲嘆と痛みがある。栄光と挫折、生と死、解散と復活。
日本の音楽シーンの頂点に君臨する彼らの挑戦の軌跡。
マディソン・スクエア・ガーデン公演での舞台裏を追いながら、クライマックスでは息をのむ圧巻のステージが待ち受ける。
『WE ARE X』はこれまでにない近さで、心に深い傷を負いながらも走り続ける彼らの光と闇に迫る。
日本が世界に誇る唯一無二の“怪物”ロックバンド。なぜ今、X JAPANの音楽と物語は世界を熱狂させるのか。
HIDEとTAIJIの夢。逆境に立ち向かい乗り越えてゆく使命感と覚悟。今、世界中が共感する物語が、ここにある。
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