HEATHへ、X JAPANメンバー全員からメッセージ
HEATHのご遺族の意向により、YOSHIKIのマネージメントである株式会社ジャパンミュージックエージェンシーより、オフィシャルのアナウンスが発表された。以下一部抜粋。
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ご遺族に代わりまして皆様へ謹んでご報告いたします。
悲しいお知らせをさせていただかなくてはなりません。
X JAPANのベーシストであるHEATHが、令和5年10月29日 大腸がんのため55歳で永眠いたしました。
6月に病院での検査で大腸がんが発見され闘病生活を送っておりましたが、
10月に入り容体が急変し 入院先の病院で息を引き取りました。
ここに皆様からの生前のご厚誼を深謝し 故人に心から哀悼の意を表しますとともに謹んでご通知申し上げます。
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X JAPANメンバーは全員HEATHと直接お別れをしたものの、突然のことでメンバー関係者一同まだ気持ちの整理がついていない状態とのこと。メンバーからのコメントは、HEATHの公式HP(https://www.heathproject.com/)に掲載させているが、下記にその全文を抜粋する。
遺族の意向に沿い、葬儀後に皆様へのご報告を予定していたものの、一部メディアでの報道により急遽予定から前倒す形でのお知らせとなったとのことだ。葬儀に関しては近親者のみの家族葬にて執り行なわれる予定となっているが、後日お別れの会を執り行う予定にもなっているという。お別れの会に関しては、そのすべてをX JAPANのリーダーであるYOSHIKIに一任したいと遺族からの要望が寄せられているが、それは生前HEATH本人が語っていたでもあるという。時期や詳細に関しては、改めてYOSHIKIから発表があるものと思われる。
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YOSHIKI コメント
まだ気持ちの整理がつかず、どう言葉にすればいいのかわかりません。
YOSHIKIとしてのコメント、そして X JAPANのリーダーとしてのコメントをどのように区別すれば良いのかもわかりません。
NYでの公演とイベントを終えた直後に、HEATH の訃報を聞きました。
HEATHに会いに行くため、東京へ飛びました。
HEATHは、HIDEに紹介されて1992年にX JAPAN へ加入しました。
ニューヨークのロックフェラー・センターで加入発表の記者会見を行い最初のコンサートは東京ドーム。
最初のテレビ出演は紅白歌合戦。 そんな凄まじい状況の中計り知れないプレッシャーを感じていたと思いますが、彼はいつも最善を尽くして、X JAPAN を支え続けてくれました。
バンドを再結成した後は、アメリカ、ヨーロッパ、南米、アジアと世界中を一緒に回りました。
TAIJI の最後となったステージで、彼と一緒にベースを演奏することを提案したときもHEATH は快く引き受けてくれました。
彼は、バンドのメンバーとしても、人としても、本当に最高のベーシストでした。
特に、この 1 年は、今まで以上に HEATH との距離が近くなってました。
昨年の自分の誕生日、自分の番組に出てくれた時、 収録後の控室で今までにないほど長い時間、色々なことを話しました。
それ以来、明け方まで二人で何時間も電話で語り合ったこともありました。
今年の8月20日には、僕のディナーショーにも来てくれました。まさかその日が、HEATHと一緒に立つ最後のステージになるとは思ってもいませんでした。
HEATHの望みを叶えられなかったのは、全て自分の責任です。
最後のお別れの場で、HEATH に謝りました。
YOSHIKIとしては、あまりの悲しみで身も心もボロボロで今は言葉が上手くまとまりません。
今立ち止まったら、これ以上歩けなくなる気がして
ひたすらに、怒涛のスケジュールをこなしています。
ただ、バンドのリーダーとしては、最後に果たさなくてはいけない責任が残っています。
「しんみりしないでください。明るく楽しく見送っていただきたい」
「メモリアルコンサートをYOSHIKI さんにやっていただきたい」
これは、ご遺族より預かった HEATH からの言葉の一部です。
これから親族の方たちと話し合い、HEATH の願いを実現させるしかないと思っています。
そして、それを実現させるには、戦わなくてはならないことがいくつかあります。
HEATHへの想いは、語ればきりがないです。感謝してもしきれません。
心の整理ができたときに、改めて伝えたいと思います。
HEATH、今までありがとう。そして、安らかに眠ってね。
またいつか、一緒に音楽を奏でようね。
Toshl コメント
今は想いをとても言葉にすることができません。
HEATH心からありがとう。
龍玄とし
PATA コメント
残念すぎるよ。まだ一緒に演りたかったな。
俺は、もーちょっと頑張るから応援してくれ。
ただ今は、安らかに。
SUGIZO コメント
かけがえのない盟友、HEATH。
信じられない。ずっと闘病していたなんて。突然逝ってしまうなんて。
心が張り裂けそうです・・・。
バンド仲間として出逢って32年、バンドメイトとなって15年。
君との時間は眩い思い出ばかり。
また一緒にステージに立ちたかった。続きの景色を見たかった。
君は誰よりもストイックで、鉄壁で、孤高のベースプレイヤーだった。
リスペクトしかなかった。
かけがえのない盟友、HEATH。
1年前、最後に一緒に立ったステージは生涯忘れない。
長い間本当にありがとう。そして本当にお疲れ様。どうか安らかに・・・。
いつか、そちらでまた一緒に音出そうね。
◆HEATHオフィシャルサイト
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