ジミー・ペイジ、キース・リチャーズの発言を笑い飛ばす
キース・リチャーズが数か月前、「レッド・ツェッペリンは中身がない」と発言したことに対し、ジミー・ペイジは反論するでもなく、「キースは何言ったっていいんだ」と笑い飛ばしたそうだ。
◆ジミー・ペイジ画像
キースはソロ・アルバム『Crosseyed Heart』をリリースした頃、『Rolling Stone』誌のインタビューで、「ジミー・ペイジのことは大好きだ。でも、バンド(レッド・ツェッペリン)としてはノーだ。ジョン・ボーナムは18輪(トレーラー)でハイウェイを暴走してるようなもんだった。独占市場だったな。ジミーは素晴らしいプレイヤーだ。でも、(ツェッペリンに関しては)いつもちょっと空っぽだって気がしていた」と話していた。
これに対して『Classic Rock』誌から意見を求められたペイジは、こう答えたそうだ。「キースは何言ったっていいんだよ。彼はキース・リチャーズなんだから。彼は素晴らしい作品を生み出してきた。僕は彼の演奏をリスペクトしている。それに、ソロ・アルバムを出したんだよね。でも、僕が新作をプロモーションしているとき、より辛辣になるかって言ったら、それは…違う」
「彼がなんでレッド・ツェッペリンを空っぽと呼んだのか、その意味するところはわからない。からかっていたんだと思うよ。僕らがやったことは、すごくクールだった」
キースはこのとき、ザ・フーに関しても「見た目だけ」などと話していた。
ペイジは2016年、28年ぶりとなるソロ・アルバムをリリースするのではないかと期待されている。プロモーションする側に立つわけだが、レッド・ツェッペリンのリイッシュー盤のときもそうだったが、ほかのアーティストに対して辛辣な発言をすることはないのだろう。
Ako Suzuki
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