デヴィッド・ギルモア、若手バンドと思い出の会場でプレイ

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土曜日(12月13日)、ロンドンのアールズ・コート・アリーナで開かれたボンベイ・バイシクル・クラブのコンサートにデヴィッド・ギルモアがゲスト出演し、ピンク・フロイドの「Wish You Were Here」をプレイした。

◆デヴィッド・ギルモア画像

同公演は、取り壊しが決まったアールズ・コートで開かれる最後のコンサートだった。ショウの半ば、ギタリストのジェイミー・マッコールは「彼は、僕に初めてギターを与えてくれた人で、この会場で最初にプレイした人達の1人だ。僕の計算では、ここで27回以上プレイしている」とゲストを紹介。デヴィッド・ギルモアがステージに上がった。

そして彼らは一緒に、ボンベイ・バイシクル・クラブの曲「Rinse Me Down」に続き、ピンク・フロイドの「Wish You Were Here」をプレイしたという。

ジェイミーは、フォーク界の伝説的な存在ユワン・マッコールの孫であり、故カースティ・マッコールの甥にあたる。

ピンク・フロイドは、アールズ・コートで1973年<The Dark Side Of The Moon>、1980/81年<The Wall>、1994年<The Division Bell>などをパフォーマンス。ここで録音/撮影されたライヴ・アルバム『Is There Anybody Out There? The Wall Live 1980-81』『P.U.L.S.E』をリリースしている。

アールズ・コートは展示会場としてだけでなく、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ジェネシス、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン、クイーン、ポール・マッカートニー、オアシス、レディオヘッドらがプレイしてきたロンドンの老舗コンサート・ホールの1つだったが、2013年に再開発計画が認可された。この後、住宅、オフィス、ホテル、カルチャー・センターなどの施設として生まれ変わる。

Ako Suzuki
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