キッスのジーン・シモンズ、「新作はちょっと違った感覚」

「『モンスター』は自分たちのアルバムの中でベスト3に入ると思う」と自信たっぷりのシモンズ。1972年に共にバンドを結成し、今回再びプロデュースを担当したポール・スタンレーについては、「彼は他のことを何もかも捨てて仕事にかかったんだ」という。「俺はもう3か月もスタジオにカンヅメになるような忍耐も気力もないよ。外の出来事が気になるし…。スタンレー以上に信用できるヤツがいるか?アイツは素晴らしいチームプレーヤーで、“俺が間違ってるかも。これを試してみようか。これはどうかな?”なんて平気で言えるんだよ。そうすると、みんなで何でもやってみることになる。4人が車に乗っていて、誰かが運転するのに、“そっちじゃない、右だよ、右折して!”なんていうのに似てる。最後にはみんな行き着く場所は同じ。アイツが連れて行ってくれたってわけさ」と話した。

『モンスター』をリリース後、キッスは世界中を回るという。“どこへでも行く”と言い切るシモンズは、「モトリー・クルーとのツアーは驚くほど素晴らしいよ。彼らは最高のショーをやる。彼らの初めてのツアーは俺たちと一緒だったんだ。今ではもっとプロフェッショナルなバンドになったけどね。AC/DC、ボン・ジョヴィ、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、ラッシュなんかにも同じようにした。どこかで誰かが俺たちにチャンスをくれたから、他のヤツらに同じようにしてやるんだ」とも話している。
◆ニュース提供:ビルボード
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