おんがく遊園地、「リサイクル」のテーマソング募集

“音楽で遊ぶ”をコンセプトに、急速に会員を伸ばしている一般参加型音楽サイト「おんがく遊園地」の人気企画「○○のテーマソングを作ろう！」が、新たな試みを歩み始めている。スイーツ、うどん、カレー、など飲食関連のテーマソングを主に扱っていたが、７月は「音楽でエコ」というテーマを掲げて、節電などが話題にあがってる今夏に合わせて、環境問題を取り上げていくという。

そんななか、先週の第一弾のテーマは「水」、そして今回のテーマは「リサイクル」だ。おんがく遊園地のテーマソング企画の面白さは、優秀者はそのお題に沿った有名企業のCMソングとして採用される特典がついており、今回の「リサイクル」に関しては、不要品回収の最大手「SKITTO！」のテーマソングになるという。

「SKITTO！」は、清掃から家具の移動、引っ越しから不用品の処理まで行うサービスを売りに、わずか数年で全国で数十店舗を展開するまでに成長した不用品回収のパイオニアだ。エコが叫ばれる昨今、引越だけではなく、この様に不要品回収を通してリサイクルを行う需要は大きく伸びている。「SKITTO！」はその中でも第一人者として、今後、WEB上での展開はもちろん、ラジオ、テレビなどさらなる露出も期待され、ユーザからの投稿楽曲を、いずれCM等で耳にする事になるだろう。

実際集まっている投稿の方は、某引っ越しセンターのCMを彷彿とさせるような洒落の利いた物や、かわいらしいフレーズの作品が多い。歌入りの楽曲も投稿されており、賑やかな企画になっているようだ。中には、「私はもういらないの？リサイクルしてくれる人はいるかしら？ポジティブに生きるしかないの？ああ無情」という切実な歌詞も投稿されるなど、プロの作詞家には思いつかない様な一般ユーザーならではの投稿もあり、ネットならではの独自要素も面白みを演出している。

日常の中から着想を得たリアルな作品達が今後どの様に成熟していくのか。ソーシャルネットワークの中で生まれた新たな音楽カルチャーに、話題が集まっている。

◆おんがく遊園地