おんがく遊園地、日本初「水のテーマソング」募集

日本初、音楽で遊ぶサイトとして話題を呼んでいる「おんがく遊園地」で好評の「国民総参加、みんなで○○のテーマソングを作ろう」シリーズに新たな展開があった。

基本的には世間で話題になっている物をお題に国のユーザーがワンフレーズずつ詩を投稿し、それを合体して一つの作品にしていくというコンテンツ。今回は異色のお題として、環境問題で話題の「水」がスタートしている。

今までのお題は、スイーツやカレーなど楽しげな物が多かったが、ここに来て、「水」というお題を設定したことに関して、おんがく遊園地側は、「音楽のパワーには色々な側面がある気がしており、実験したかった」と語る。このご時世、水や空気といった環境面からの健康への心配事は尽きない。

そういった事情を受けてか、今回のお題もユーザからは様々な投稿が寄せられている。水にひっかけて、純粋な気持ちになったエピソードということで、どこか切ない文章が目立つ。逆境だからこそ、人との繋がりを忘れたくないというテーマに反応してどの様な楽曲が仕上がってくるのだろうか。

今回の企画のアドバイザーで、震災以来の水に対する心配の中で、度々メディアにも登場し、水博士として話題の「R.O純水工房」の松尾氏は、「美味しい水、身体にいい水は健康にとってとても大事。いい水を飲んで良かったとひとりでも多くの方からそんな声が聞きたいと願っている」との事で、今回の企画に関しても、当たり前にある水というものをもう一度みつめるきっかけになればとのことだ。

ちなみに松尾氏は、人が飲む水は当然ながら、ペット専用水筒を開発してワンちゃんの飲む水まで心配しているという徹底ぶり。ペット用お散歩携帯ステンレスウォーターボトルはペット雑誌等でも話題となっている。まさに時勢を反映した出来事と言えるだろう。

おんがく遊園地では、スイーツなどの企画に加えて、今後もこの様に世間で話題になっている時事ワードでテーマソングを作る企画がさらに予定されているという。ユーザと企業の気持ちが双方向で繋がっていくこの企画、まだまだ盛り上がりは続きそうだ。

◆おんがく遊園地