おんがく遊園地、今回は国民食うどんのテーマソング募集開始

一般投稿型音楽サイト「おんがく遊園地」にて、先月から始まった「○○のテーマソングを作ろう！」企画。好評を得ているこのコンテンツにて、新たなテーマが発表された。今回の楽曲は「うどん」だ。

この「テーマソングを作ろう」という企画は、カレー、ダイエットなど、みんなが気になる事柄をお題にして、歌詞やフレーズをユーザーが投稿し、最終的に繋ぎ合わせて一つの曲にするというプロジェクトだ。今回は、「うどん」という老若男女問わず誰もが食べているこの国民食がテーマだ。

さっそく投稿も始まっており、「家族でくぐった暖簾の先には笑顔が詰まっている」といった「絆」や「助け合い」という言葉、さらには「日本の伝統、食文化、うどんは変わらず待っている、そんなホッとする味」などと、日本の素晴らしさや伝統、文化などを再認識させられる言葉、さらには「のどごし最高、勝てねえその才能、うどん最強」という韻を踏んだ愉快な投稿まで様々なものが集まっている。また中には、動画を作ってうどんのCM風にした作品を投稿してきた猛者も現れ、盛り上がりを見せている。

また、今回はそんな「うどん」の中でも、最近B級グルメブームの一環として人気を博している「かすうどん」とコラボして、様々な展開がなされていくという。かすうどんとは、大阪発祥の食べ物で、だしの中に、細切れにした脂の乗った牛の小腸を油であげた「油かす」が入ったうどんだ。大阪市内ではB級グルメブームもあり、2000年代に入ってから、このうどんを出す店が激増している。

今回はそんな中、月に1500食が売れるという大人気店舗「なるほど」とコラボし、投稿された作品は店舗が制作するプロモーションCMや店舗自体でも楽曲が流れる他、またおんがく遊園地の作品とコラボした「うどん商品」も制作されていくという。

今回の応募に関しては、主婦と見られるユーザーからのフレーズや歌詞の投稿も見られ、このテーマソング企画然り、音楽に参加するという文化は、今やネットを通して、楽器のできるできないとは関係なく、より多くの一般ユーザーに広がっていくことを予感させる。

◆おんがく遊園地