おんがく遊園地、エコをテーマにラップを募集

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みんなでテーマソングを作るSNSとして、すでに10個以上の作品を募集しているサイト「おんがく遊園地」が、また面白いお題を発表した。それは、エコをテーマにした575フレーズを募集し、ユーザーの作品を繋げてラップの様な歌詞を作るというものだ。

最近では、水のテーマソングやリサイクルのテーマソングなど、環境をテーマにした作品を主に展開してきたが、そのシリーズの最後として、「エコラップ」を完成させるという。

すでに始まった投稿では、エコというテーマを、音楽の力でもっと身近なテーマにという狙いの通り、ユーモアな作品も多く集まっている。例えば、「下敷きで煽りすぎて筋肉痛♪」といった中学生からの投稿や、「髪型をスキンヘッド、エコだろう♪」といったもの、なかにはタイムリーなものとして「オリンピック、水泳を見て、涼しくなる♪」といったものまで、夏ならではの作品が集まっている。

今回のアドバイザーであり、家庭用太陽光発電の国内ネット売上第一位を誇る株式会社エコスタイルの木下氏によると、「震災以降、再生可能エネルギーが注目を浴びており、今年の夏より一般家庭の太陽光パネルなどで発電した電気を、電力会社が買い取る法律もスタートしました。電気料金が値上がるなかで、節電でなおかつ家計にも優しい、この様なエコなエネルギーをどんどん普及させていきたい」

とのことで、エコが注目されているなかで、太陽光発電をさらに普及させるためにも、ユニークな歌詞が集まればいいとのことだ。人気メーカーであるエコスタイル社とコラボし、節電やエコという一見重苦しいテーマも、ソーシャルの力で楽しく身近なものにしようという、新たな音楽の取り組み。

今まで、酒をテーマにしたロックやうどんにまつわるポップス、ダイエットにまつわるメタルなど、様々な歌詞や曲が募集されてきたおんがく遊園地のこのテーマソング企画。秋には、今までの作品に様々なゲストが歌をレコーディングし、楽曲として公開されることも発表され、ソーシャルミュージックという新しいジャンルがどの様な盛り上がりを見せるのか、注目が集まっている。

◆おんがく遊園地
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