[クロスビート編集部員リレー・コラム] 荒野編「ハニークラック」

9月18日、新代田Feverで観たステージは、ジョン・スティール(G)と、ウィリー(Vo, G, Key)の2人編成。アルバム「ジ・エターナル・ストラグル・フォー・ジャスティス」がジェリーフィッシュに肉迫する完成度だっただけに、どんなライヴになるのか興味津々だったが、シンプルなアレンジでもメロディの旨味はしっかり伝わってきた。「ポルノグラフィ」ではインスパイア源であろうモット・ザ・フープル「メンフィスからの道」をちらっと歌うなど、ポップ中毒者らしい遊びもちらほら。「次はハニークラックの曲を歌う」と予告するや巻き起こった拍手にウィリーが苦笑いして「うれしいんだけど、今はジャックドー・フォーをやってるからメーリング・リストに登録しろよな!」と笑わせる。声に円熟味が出てきたウィリーが歌う「Samantha Pope」は、ハニークラック時代とは一味も二味も違っていて感涙ものだった。
photo by saya38
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