リリー・フランキー、古巣の幕引きに感動のコラム最終回を掲載
リリー・フランキーと言えば、最近では俳優やタレントとしての活動も多いが、その出発点はイラストレーター、そしてコラムニストである。その初めの舞台とも言えるのが、ロック雑誌「クロスビート」だ。ディスク・レビューのコーナーにミュージシャンのイラストを連載し始めたリリーは、やがて得意の下ネタ、シニカル路線を加速していく。そのキャラと才能を買われてコラムも持つようになると、リリー・フランキー節が一気に開花。現在へと繋がる芸風はここで育まれ、リリーは注目を浴びて色々な仕事を頼まれるようになった。
◆クロスビート11月号画像
しかし、そのロックなキャラに加えて仕事が忙しくなったこともあり、徐々にコラムの原稿を落とし始める。そして2002年に入ると、連載はぷっつりと中断してしまった(イラストだけは継続)。その後リリーは「東京タワーオカンとボクと、時々、オトン」で大ブレイク、更に多忙を極めるようになって現在に至る。
ところが、2013年8月、「クロスビート」の休刊が発表されるとリリーは編集部に電話をかけ、「コラムの最終回を書かせて欲しい」と申し出たのだ!「おとこ」リリー・フランキーが、その心意気を見せた瞬間である。
とは言え、井上陽水の番組にゲストで呼ばれるも2時間遅刻、雑誌「GQ」のマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるも、錚々たるメンツが揃うその撮影に遅刻と、だらしなさでいくつもの伝説を生んで来たリリー。締め切りを過ぎても原稿は来ない。いくら催促しても来ない。自分で書くと言ってきたものの、結局落とすのか……と思われた校了直前、手書きの原稿はファックスで編集部に届いた。担当者はそれを大至急入力しつつ、熱い内容に思わず涙を溢れさせたという。
そんな、リリー・フランキーが古巣に落とし前をつけた連載コラム最終回は、最後の掲載から10年以上を経た9月18日発売のクロスビート11月号に掲載されている。クロスビート読者やロック・ファンはもちろん、「クロスビート」の名前すら知らなかった人も、是非手に取って感動の最終回を読んで欲しい。
◆クロスビート11月号画像
しかし、そのロックなキャラに加えて仕事が忙しくなったこともあり、徐々にコラムの原稿を落とし始める。そして2002年に入ると、連載はぷっつりと中断してしまった(イラストだけは継続)。その後リリーは「東京タワーオカンとボクと、時々、オトン」で大ブレイク、更に多忙を極めるようになって現在に至る。
ところが、2013年8月、「クロスビート」の休刊が発表されるとリリーは編集部に電話をかけ、「コラムの最終回を書かせて欲しい」と申し出たのだ!「おとこ」リリー・フランキーが、その心意気を見せた瞬間である。
とは言え、井上陽水の番組にゲストで呼ばれるも2時間遅刻、雑誌「GQ」のマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるも、錚々たるメンツが揃うその撮影に遅刻と、だらしなさでいくつもの伝説を生んで来たリリー。締め切りを過ぎても原稿は来ない。いくら催促しても来ない。自分で書くと言ってきたものの、結局落とすのか……と思われた校了直前、手書きの原稿はファックスで編集部に届いた。担当者はそれを大至急入力しつつ、熱い内容に思わず涙を溢れさせたという。
そんな、リリー・フランキーが古巣に落とし前をつけた連載コラム最終回は、最後の掲載から10年以上を経た9月18日発売のクロスビート11月号に掲載されている。クロスビート読者やロック・ファンはもちろん、「クロスビート」の名前すら知らなかった人も、是非手に取って感動の最終回を読んで欲しい。
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