[クロスビート取材こぼれ話] スクール・オブ・セヴン・ベルズ
ニュー・アルバム「ディスコネクト・フロム・ディザイア」リリース後初となる単独公演の為、日本にやってきたスクール・オブ・セヴン・ベルズ。来日を前にして双子のデヘサ姉妹の妹、クラウディアがバンドを離れたため、ベンジャミン・カーティス(G)とアレハンドラ・デヘサ(Vo、G)の2人での取材となった。
アルバムの内容についてはリリース時に話を聞いた為、この日は2人の音楽的な影響源を紐解いていくことに。こちらが「あなた達が語った影響源についての話を色々サーチしてきた」と伝えると、2人とも興味津々。早速準備万端という感じで、インタビューが始まった。途中ベンジャミンは、手渡した本誌に掲載されていたブライアン・ウィルソンの写真を見て「グレイトだ!」と興奮。時折火を噴く(?)彼のブラック・ユーモアをアレハンドラが苦笑しながら訂正したりと、息もぴったりだ。
その後も豊富なリスナー経験を披露しながら、笑いの絶えないインタビューになった。そもそもブルックリン勢の躍進を追い風に、USインディ・シーンから人気を広げてきた彼ら。それだけに、曲作りにインスピレーションを与えた人としてアメリカン・アイドル出身の歌手、ファンテイジアの名前が出てくるのは意外だったと伝えると、アレハンドラは手を叩いて爆笑。2人でとっさに「それって実は……」と真相を語って照れ笑いしていた。気になる人は、現在発売中のクロスビート3月号をチェックしてください。
後で聞いた話では、前日も就寝が極端に遅く、この日はかなり疲れていた様子。しかし取材中にそんなことは微塵も感じさせず、むしろ溌剌とした雰囲気が印象的だった。
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