ケヴィン・コスナー、本気印のデビューアルバム完成

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ケヴィン・コスナーが、ミュージシャンとして日本デビューを果たす。ケヴィン・コスナー&モダン・ウエストなるバンドは、本気印のアメリカン・ロック・バンド。デビュー・アルバム『ターン・イット・オン』は5月12日リリースだ。

◆ケヴィン・コスナー&モダン・ウエスト画像、ライブ映像

ケヴィン・コスナー&モダン・ウェストの母体となるバンドは、ケヴィン・コスナー自身が俳優としてブレイクする以前から存在していた。音楽はケヴィン・コスナーにとって幼い頃から人生の重要な一部であり、音楽を演奏することは最高の楽しみだったのだ。

俳優として成功を収めたことにより、このバンドは活動休止となっていたが、ある時、ケヴィンの妻がギターを弾き楽しそうに音楽を奏でる彼を見てつぶやいたのだという。

「あなたは他のどんな時より、音楽をやっているときが幸せそうに見える」

ケヴィン・コスナーの、音楽への情熱が再燃した。アリゾナのツーソンに住むかつての音楽仲間ジョン・コインマンに連絡を取り、音楽活動再開を持ちかけ、コインマンの尽力で最高の音楽仲間を集めたモダン・ウエストが結成されたのだ。最初は仲間内の楽しみで始めたバンドだったものの、やがて活動は本格化していく。至極全うな流れだ。もうこうなると止めることはできない。それが音楽の魔力だ。ツアーにCD制作に俳優活動以上の精力がケヴィン・コスナー&モダン・ウエストに注がれていく。

「俳優としてファンに愛想良くしてサインするのも良いけど、音楽を通じてファンと一緒の時間を共有する方がはるかに僕らしいだろう?」──ケヴィン・コスナー

入魂の自信作となった日本デビュー作『ターン・イット・オン』に詰め込まれたケヴィンの熱いメッセージは、熱く熱くピュアな炎が立ち上っているのである。


『ターン・イット・オン』の楽曲は、もちろん本人たちで書き下ろしたオリジナルにこだわったもの。いわゆるセレブ・アクターの趣味では終わらない、魂の叫びが封じ込まれている。コンテンポラリーなアメリカン・ロックと心地よいブルースフィーリングは、パリ公演のレビューではZZ TOPが引き合いに出され、ヨーロッパのプレスには、ブルース・スプリングスティーンとニール・ヤング&クレイジー・ホースという言葉が躍る。ポジティヴな歌詞の世界には、数多くの苦境を乗り越えて来たコスナー家の武骨で不屈の精神が表れており、ぐいぐいとドライブするギター・サウンドにケヴィン・コスナーのボーカルが非常に心地よい。

ドン・ヘンリーやヒューイ・ルイスをも彷彿させるケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト、アカデミーの次は、グラミーが彼を待ち構えているというわけだ。

『ターン・イット・オン』
5月12日(水)発売
IECP-10244 2,625円(税込)

◆ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト・オフィシャルサイト
◆ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト・オフィシャルサイト(海外)
◆ケヴィン・コスナー&モダン・ウェスト・マイスペース
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