[クロスビート特選ニュース] 再結成ホールの新作、完成

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2009年9月に再結成のニュースが伝わってきたホールだが、その新作アルバムが4月27日に海外でリリースされることがわかった。

アルバム・タイトルは『Nobody's Daughter』で、最後のオリジナル・アルバムとなった『Celebrity Skin』(1998年発表)から実に12年ぶりとなる新作。バンドのラインナップは元ラリキン・ラヴのミッコ・ラーキン(G)、ロック・キルズ・キッドのショーン・デイリー(B)、スチュアート・フィッシャー(Dr)。またレッド・ホット・チリ・ペッパーズやパール・ジャムに参加していたドラマーのジャック・アイアンズも数曲参加しているそうで、2002年の解散前にホールに参加したメンバーは誰も関わっていない。

ホールの再結成を巡っては、オリジナル・メンバーのエリック・アーランドソンが「自分抜きには法的にホールを再結成できないはず」とコートニーに抗議。またオリジナル・ベーシストの死後に加入し、バンド史上最高のセールスをあげた「Celebrity Skin」期のメンバーだったメリッサ・オフ・ダ・マーも「自分が誘われもしなかったのには驚いた」と、コートニーに対する不信感を匂わせた。

しかしコートニーはこの発言に対し「2枚のアルバムに参加しただけなのに図々しい」とメリッサを批判。その後メリッサは「彼女には彼女のやり方があるんでしょう。私は自分でレコードを作ることにするわ」とケラング!誌に語っている。なおメリッサのソロ・アルバムは5月3日にリリースされる。
◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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