パール・ジャム、ニュー・アルバムを完成

パール・ジャムは、2020年リリースの『Gigaton』に次ぐニュー・アルバムを完成したそうだ。その前の『Lightning Bolt』（2013年）から『Gigaton』までは6年半も開いたが、今回はそれほど待たなくていいようだ。

『The Vinyl Guide』ポッドキャストに出演したドラマーのマット・キャメロンは、バンドのこの先の計画について問われると、こう明かした。「いま、いろんなことを検討しつつあるところだ。でも、アンドリュー・ワットと作ったアルバムが完成している。マスターとミックスが済み、準備万端だ。だから、いつリリースし、ツアーをやるかなんてことを決めようとしている」

ギタリストのマイク・マクレディは9月、『Guitar World』のインタビューで、プロデューサーのアンドリュー・ワットについて、「彼は、エネルギー、若さ、そして素晴らしい耳を僕らの中に持ち込んだ。それって、僕らには必要だったと思う。彼は、“いいね、レッツ・ゴー、レッツ・ゴー、レッツ・ゴー・ゴー！”ってな感じで、僕らをちょっとけしかけた。自分を除けば、あれほどハイパーな奴には会ったことなかった。でも、彼は僕らのバンドの大ファンだ。彼自身、いいギタリストでもある。彼は、この上なく僕らを駆り立てたよ」と、話していた。

パール・ジャムの新作は、通算12枚目のスタジオ・アルバムとなる。彼らはこれまでに『Vs.』『Vitalogy』『No Code』『Backspacer』『Lightning Bolt』の5作で全米1位を獲得している。


Ako Suzuki