2016年オリンピックはリオ。ブラジルといえばこの人hayato kaori

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2016年の夏季オリンピック開催地はブラジルのリオデジャネイロに決定した。東京が落選したのは残念だが、南米大陸で初めての開催、そしてお祭り好きな国民性ということで、大いに盛り上がりが期待できるオリンピックになりそうだ。

さて、この“ブラジル”つながりで大活躍が期待されているアーティストがいる。それがhayato kaoriだ。

hayato kaoriは、日本人の父とブラジル人の母を持つ女性シンガー。これまで特集を組んで紹介してきたとおり、2008年3月にアルバム『pluma(プルーマ)』でメジャーデビュー。リスナーの心を柔らかく解きほぐすファルセットを活かした声と、明日への希望を抱かせてくれる歌詞で注目を集め、ブラジルの空気の匂いを運んでくれる貴重なアーティストだ。

そのhayato kaoriが最新アルバム『Lindas(リンダス)』をリリース。そのブラジリアン・スピリッツが実に心地よいアルバムなのだ。

このアルバム・タイトル“Linda”とは“美しい”という意味のポルトガル語。「ブラジル人は相手の意見に同意したり、すばらしいと思った時に“リンダ!”って言うんですよ。で、この言葉は今回のレコーディング中にも飛び交ってて。セルソ(フォンセカ)が私と毎日会う時も、私を茶化して“あ~、カオリンダ~!”とか」と彼女が語るように、すごくポジティブなコトバなのだ。

これ、オリンピックが近づくにつれて流行るから、覚えておきたい。「リンダ!」。

そんな素晴らしい意味を持つこのアルバム。日本とブラジルの絶妙なミクスチャーサウンドになっており、日本に居ながらブラジルの空気を感じることができる。そして、彼女を盛り上げる参加アーティストも大物ぞろいなのだ。ボサノヴァ第二世代の永遠の青年シンガーであるマルコス・ヴァーリ、現代最高のボサノヴィスタでだるセルソ・フォンセカやマリオ・アヂネーといった、自身の作品の素晴らしさはいうまでもなく、数々のプロデュース・ワークでも名高いアーティストたちが全編に参加している。

BARKSでは、ただいまhayato kaoriの特集を展開中だ。大物ブラジル・アーティストとのレコーディング、日本とブラジルのハイブリッド感、そして自分の歌への思いを深く語ったインタビューを掲載。さらに、hayato kaoriが日常の中で感じている“幸せになる10のレシピ”も素朴に展開。なんだか心がホクホクする内容だ。

まだリオ・オリンピックまでは7年もあるが、いち早くブラジルの雰囲気に触れたい人は絶対にチェックしてほしい。そして皆で声高らかに叫ぼう。「リンダ!」と。

◆無垢でキュート、大胆で繊細、熱いのにクールな2ndアルバム『Lindas(リンダス)』リリース特集

『Lindas』
VICP-64715 \3,045(tax in)
発売中

◆iTunes Store hayato kaori(※iTunesが開きます)
◆hayato kaori オフィシャルサイト
◆hayato kaori オフィシャルmyspace
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