ザ・フーのダルトリー、ノエルとステレオフォニックスを後継者候補に

ガンに侵されたティーンエイジャーを支援するチャリティ＜Teenage Cancer Trust＞のスポンサーであるザ・フーのフロントマン、ロジャー・ダルトリーは、オアシスのノエル・ギャラガーやステレオフォニックスのケリー・ジョーンズにその座を譲りたいと考えているようだ。

2000年以来毎年、ロイヤル・アルバート・ホールでチャリティ・コンサートを開催しているダルトリーは最近、「自分より若い世代の後継者を見つけたい」と話していたが、上記の２人に白羽の矢を立てたようだ。

ステレオフォニックスのケリーはBBCにこう明かした。「俺とノエルに面と向かって何回か訊いてきたよ」「デカイ仕事だからね、俺ら“なに言ってんだよ、ロジャー、俺たちよりあなたのほうがもっとうまくできるじゃないか”って言ったんだ。で、彼はやり続けてるんだよ」

ケリーはまだ、ダルトリーのオファーを完全に断ったわけではないという。「どれくらいの時間を費やさなきゃいけないかによるな。まだちゃんと考えたことないし、真剣には答えてない」

ケリーはまた、ダルトリーは必ず「発信番号非通知」でケータイに電話をかけてくるとも明かした。「非通知でかけてくるんだよ。だから、ロジャー・ダルトリーには電話はかけ直せないんだ」

ステレオフォニックスは2009年、その＜Teenage Cancer Trust＞に出演。ノエルは2007年、ソロで参加している。

Ako Suzuki, London