パンクって何だ?必見映画『PUNK'S NOT DEAD』
パンク。…パンクって何だ? あなたにとってパンクとは?
「パンク? セックス・ピストルズでしょ。いや、むしろクラッシュかな」
「ランシドに決まってるじゃん」
「パンクといえば、グリーン・デイしかいないね」
「一番好きなパンクはSUM 41」
「メジャーシーンにパンクなんかいねーよ」
100人に聞けば100通りの答が返ってくる、正解無き「パンクとは?」という問いかけ…。
ここに非常に興味深い映画が登場してきた。タイトルは『PUNK'S NOT DEAD』。
映画『PUNK'S NOT DEAD』予告編
https://www.barks.jp/watch/?id=1000019458
映画の世界に広くかかわりながらも、生涯を通しパンク・ムーヴメントを撮り続けてきた女流カメラマン:スーザンはこう語る。
「2002年、私はあるパンク・ロック・フェスの広告を見ました。それはなんとリーバイスとKROQ(LAのラジオ局)という巨大企業が主催していたのです。かつて社会の脅威とまで言われていたパンクは、いまやメインストリームとなったのかと驚きました。この広告を見たまさにその日、私はこの映画を撮ろうと決意したのです」
この映画は、パンクの歴史を描くものではない。あくまで「いまパンクはどうなっているのか」ということだ。パンクがいかにしてアンダーグラウンドからメインストリームへと浮上したか、いかに受け入れられるようになったか。またその一方で、今日でも不可欠なアンダーグラウンド・シーンが存在しているか…を描いた作品なのだ。
70年代オリジナル・パンクから、ハードコア、メロコア、そしてポップパンクまでパンクの歴史を断片的にちりばめながら、メインストリームに対抗した反逆のロックの進化と存在意義を、あくまで現在に焦点を絞って描くドキュメンタリー…登場バンドは100にも及び使用楽曲は85曲にのぼる。
興味深いセリフが次々と紹介されていく。SUM41なんかパンクじゃねえ。商業的であることを否定するキッズたち、時代とともに変わっていくパンクの意味。
何かの結論を押し付けるわけでもなく、大きなストーリーの流れで思想を導くわけでもない。「自分のやりたいようにやる」というDIY(do-it-yourself/自分でやりなさい)精神がパンクの源であることを思い起こさせてくれるだけのことだ。
しかし、ロック好きを自認するのであるならば、機会を作って一度この映画に身を投じてみてほしい。
人生を揺るがすパンクの精神が存在し、ロックの歴史に自浄作用をもたらしている事実に思いを馳せるだけで、音楽ライフが一段と充実することになるだろうから。
(C) 2007 Punk's Not Dead Productions, LLC.
『PUNK'S NOT DEAD』
2007年/アメリカ映画/音楽ドキュメンタリー/カラー/97分
9月1日(土)より、シアターN渋谷にてロードショー 他、全国順次公開
(1)特別鑑賞券¥1,500(税込、当日一般¥1,800のところ) 絶賛発売中
発売場所:シアターN渋谷劇場窓口、SHIBUYA TSUTAYA、ディスクユニオン全店
(2)シアターN渋谷のみ、お得な3枚組チケットセット¥3,600(税込、1枚あたり¥1,200)100セット限定発売
(3)タワーレコード渋谷店、新宿店にて【特別鑑賞券+B2ポスター+特製缶バッチ3個】の特別チケットセット発売。¥2,400
本国サイト:http://www.punksnotdeadthemovie.com/
公式HP:http://www.punksnotdead.jp/
「パンク? セックス・ピストルズでしょ。いや、むしろクラッシュかな」
「ランシドに決まってるじゃん」
「パンクといえば、グリーン・デイしかいないね」
「一番好きなパンクはSUM 41」
「メジャーシーンにパンクなんかいねーよ」
100人に聞けば100通りの答が返ってくる、正解無き「パンクとは?」という問いかけ…。
ここに非常に興味深い映画が登場してきた。タイトルは『PUNK'S NOT DEAD』。
映画『PUNK'S NOT DEAD』予告編
https://www.barks.jp/watch/?id=1000019458
映画の世界に広くかかわりながらも、生涯を通しパンク・ムーヴメントを撮り続けてきた女流カメラマン:スーザンはこう語る。
「2002年、私はあるパンク・ロック・フェスの広告を見ました。それはなんとリーバイスとKROQ(LAのラジオ局)という巨大企業が主催していたのです。かつて社会の脅威とまで言われていたパンクは、いまやメインストリームとなったのかと驚きました。この広告を見たまさにその日、私はこの映画を撮ろうと決意したのです」
この映画は、パンクの歴史を描くものではない。あくまで「いまパンクはどうなっているのか」ということだ。パンクがいかにしてアンダーグラウンドからメインストリームへと浮上したか、いかに受け入れられるようになったか。またその一方で、今日でも不可欠なアンダーグラウンド・シーンが存在しているか…を描いた作品なのだ。
70年代オリジナル・パンクから、ハードコア、メロコア、そしてポップパンクまでパンクの歴史を断片的にちりばめながら、メインストリームに対抗した反逆のロックの進化と存在意義を、あくまで現在に焦点を絞って描くドキュメンタリー…登場バンドは100にも及び使用楽曲は85曲にのぼる。
興味深いセリフが次々と紹介されていく。SUM41なんかパンクじゃねえ。商業的であることを否定するキッズたち、時代とともに変わっていくパンクの意味。
何かの結論を押し付けるわけでもなく、大きなストーリーの流れで思想を導くわけでもない。「自分のやりたいようにやる」というDIY(do-it-yourself/自分でやりなさい)精神がパンクの源であることを思い起こさせてくれるだけのことだ。
しかし、ロック好きを自認するのであるならば、機会を作って一度この映画に身を投じてみてほしい。
人生を揺るがすパンクの精神が存在し、ロックの歴史に自浄作用をもたらしている事実に思いを馳せるだけで、音楽ライフが一段と充実することになるだろうから。
(C) 2007 Punk's Not Dead Productions, LLC.
『PUNK'S NOT DEAD』
2007年/アメリカ映画/音楽ドキュメンタリー/カラー/97分
9月1日(土)より、シアターN渋谷にてロードショー 他、全国順次公開
(1)特別鑑賞券¥1,500(税込、当日一般¥1,800のところ) 絶賛発売中
発売場所:シアターN渋谷劇場窓口、SHIBUYA TSUTAYA、ディスクユニオン全店
(2)シアターN渋谷のみ、お得な3枚組チケットセット¥3,600(税込、1枚あたり¥1,200)100セット限定発売
(3)タワーレコード渋谷店、新宿店にて【特別鑑賞券+B2ポスター+特製缶バッチ3個】の特別チケットセット発売。¥2,400
本国サイト:http://www.punksnotdeadthemovie.com/
公式HP:http://www.punksnotdead.jp/
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