VAIO初のワンセグ対応モバイルPC「VAIO type T」

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ソニーは、同社のPC「VAIO」の2006年春モデルを発表した。

中でも注目は、同社初となるワンセグチューナーを内蔵した「VAIO type T」だ。

ワンセグ対応モデルは、ユーザーがカスタム可能な「VAIOオーナーメードモデル」でワンセグチューナーの搭載を選択して購入すれば利用できる(店頭販売モデルには搭載されていない)。放送の受信には専用ソフトウェア「VAIO モバイルTV」を利用する。チューナーはソニー製。

このほかに、11.1インチのワイド液晶は、バックライトに白色LEDを採用することで、薄さ約4.5mmながら十分な輝度を獲得。さらに消費電力を抑える。さらに、天面にカーボン素材を樹脂で固めた「マルチレイヤーカーボンファイバー」を用いることで、従来用いられるマグネシウム合金に比べて強度を2倍に高めている。また、オーナーメードモデルでは、CPUに超低電圧版のPentium M 753(1.2GHz)や、ボディーカラーに新色のカッパーを選択できる。

このほかの仕様は以下のとおり(スペックは店頭販売モデル「VGN-TX51B/B」)

■スペック

CPU:超低電圧版Celeron M 383(1GHz)
メモリー:512MB
ハードディスク:約80GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
液晶パネル:11.1インチワイドXGA(1366×768ドット)/クリアブラック液晶
バッテリー駆動時間:約6.5時間(標準)/約10.5時間(大容量)
外形寸法:W272.4×D195.1×H21(最厚部28.5)mm
重量:約1.25kg
価格:220,000円前後

なお、ワンセグとは、携帯・移動体向けの地上デジタル放送。2006年の4月から、首都圏および大阪・名古屋を中心にサービスが開始される予定だ。

問い合わせ先:VAIO(ソニー)
http://www.vaio.sony.co.jp/
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