ユーザーに併せて進化するウォークマンAシリーズ発表

ポスト
ソニーマーケティングは、ウォークマンの新“Aシリーズ”を発表した。ハードディスクを搭載する「NW-A3000」「NW-A1000」と、Flashメモリを搭載する「NW-A608」「NW-A607」「NW-A605」の5製品だ。

Aシリーズのコンセプトは「ユーザーと共に進化するウォークマン」。例えば、再生中のアーティストと近いジャンルのアーティストから次の曲を選択したり、良く聞く曲だけでシャッフル再生を楽しんだり、ある年に発売された曲だけをランダムに聞いて思い出に浸るなど、ユーザーの好みに合わせて音楽を楽しめるというわけだ。

ハードディスクを搭載する大容量モデル、NW-A3000(20GBを搭載)とNW-A1000(6GBを搭載)には、現在再生中のアーティストと近いジャンルの別アーティストを検索できる「アーティストリンク」機能が搭載されている。

ユーザーが好んで聞くジャンルが続けて再生されるので、そのジャンルの音楽に浸りたいユーザーは気持ちよくリスニングできるという。ハードディスクを搭載する2機種は、なめらかな曲線を持つデザインと、ボディに文字が浮かび上がる有機ELディスプレイを搭載している。Flashメモリを搭載するNW-A608、NW-A607、NW-A605は、おなじみのスティック型のプレイヤー。50時間のロング再生とFMチューナー搭載が特徴だ。

Aシリーズには、特徴的な機能がいくつか搭載されている。頻繁に再生される楽曲やリリースされたなど年をキーワードにしたシャッフルを行う「インテリジェントシャッフル」、日本語自動読み仮名変換機能、日本語の曲名/アルバム名/アーティスト名の50音順表示など、ユーザーが使いやすいように配慮された製品となっている。

対応する音楽データは、ATRAC、ATRAC3、ATRAC3plusとMP3。また、今年の12月にファームウェアのバージョンアップにて、WMAの再生もサポートするという。

発売は11月19日を予定しており、価格はオープン。予想価格は20GBモデルのNW-A3000が3万5000円前後、6GBモデルのNW-A1000が3万円前後。Flashメモリを2GB搭載するNW-A608が3万2000円前後、1GB搭載するNW-A607が2万7000円前後、512MB搭載するNW-A605が2万2000円前後の見込みだ。

問い合わせ先:ソニー
http://www.sony.co.jp/
この記事をポスト

この記事の関連情報