ニュース・最新情報
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ポール・スタンレー、顔のタトゥー「やるな…」
キッスのポール・スタンレー(Vo)が、顔にタトゥーをいれるのがトレンドになりつつあることに警鐘を鳴らした。
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ザ・ゲームとスヌープ・ドッグ、LAでデモ行進
アメリカテキサス州ダラスで7日に起きた「警官5人が銃で撃たれ死亡6人が負傷したアメリカ史上最悪の大量警官銃撃事件」を受けて、ザ・ゲームとスヌープ・ドッグ、50人のアフリカンアメリカン男性達が、ロサンゼルス警察が平和である事を願って7月8日の朝にLA市内をデモ行進した。
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エド・シーラン、新曲でザ・ゲーム、ルディメンタルとコラボ
エド・シーランが新作アルバムでラッパーのザ・ゲームとダンスグループのルディメンタルとコラボを果たしているようだ。
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ザ・ゲーム『ビハインド・ザ・ミュージック』で50セントとの論争を語る
2005年に始まったザ・ゲームと50セントのラップ論争はいまだにザ・ゲームのキャリアに「取り憑いている」という。
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ゲーム、VH1でドキュメンタリー放映、新作の準備も着々
コンプトンのラッパー、ゲームに焦点を当てたVH1の『ビハインド・ザ・ミュージック』のエピソードへの期待が高まる中、彼は昨年の『R.E.D.アルバム』に続く新しいミックステープに取りかかっているという。
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ザ・ゲーム『R.E.D.アルバム』について語る著作を出版
待望の4thスタジオ・アルバムをリリースしたばかりのLAのラッパー、ゲームが初めての本を出す。
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ザ・ゲーム、ツイッターの投稿内容のせいで起訴される?
世界中を騒然とさせたそのツイッターの内容は、とりわけロサンゼルス郡保安官事務所を大激震させてしまったようだ。
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ゲーム、新作はまた延期。プレミア不参加の理由は?
3月23日発売とされていたザ・ゲーム(Game)の新作"The R.E.D. Album"がまたしても発売延期となっている。
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ゲーム、ドレーのレーベルAftermathに復帰か?!
3月下旬に4枚目の新作"The R.E.D."のリリースを控えるラッパー、ザ・ゲーム(the Game)が、デビュー当時に所属していたドクター・ドレー(Dr. Dre)のレーベルAftermath Entertainmentに復帰する可能性があるようだ。
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ゲームがティラ・テキーラを妊娠させていた?
ラッパーのザ・ゲーム(The Game)に新たなゴシップが浮上した。
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ゲーム、新作発売を3月末まで再延期。
完璧主義で知られるベテランプロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)の参加を理由に当初予定の昨年12月から2月16日に延期されていたザ・ゲーム(The Game)の新作"The R.E.D."。
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ゲーム、新作にレディ・ガガの参加を熱望。
カリスマプロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)参加が決まり新作"The R.E.D. "の発売日を昨年12月から2月16日まで先送りしたザ・ゲーム(The Game)が、今度は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのポップスター、レディ・ガガ(Lady Gaga)の参加を熱望しているようだ。
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レディー・ガガ、リアーナの新年の抱負は?!
新年を迎え、レディ・ガガ(Lady Gaga)やリアーナ(Rihanna)といった人気アーティストたちが2010年の抱負をTwitterなどに記している。
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ザ・ゲーム、新たにDJプレミア、ファレルなどが新作に参加。
カリスマプロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)の参加を理由に延期を決めたザ・ゲーム(the Game)の新作"The R.E.D."の発売日が来年2月16日と発表された。
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ザ・ゲームがドクター・ドレーと制作のため新作を延期。
アーティスト名をシンプルに‘ゲーム’と変更すると発表したザ・ゲーム(The Game)の新作"The R.E.D."だが、発売日も12月8日から延期されることが明らかになった。
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ラッパーのザ・ゲーム、次作から‘ゲーム’に改名?
ロスアンジェルス出身の人気ラッパー、ザ・ゲーム(the Game)が、4枚目の新作"The R.E.D."のリリースを機にアーティスト名をゲーム(Game)へとマイナーチェンジするようだ。
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ザ・ゲーム、新作が12月発売に決まる。
2008年にサード作"L.A.X"リリース後には第一線から退くことを口にしていたザ・ゲーム(The Game)だったが、その後引退宣言を撤回して制作に臨んでいた新作"The R.E.D. Album"の発売日が12月1日に決まったようだ。
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ザ・ゲーム、裁判弁護士費用未払いで訴えられる。
数々の事件を起こしつつ、ロスアンジェルス出身のギャングスタ・ラッパーとしては随一の注目度を誇るザ・ゲーム(The Game)が、弁護士費用未払いで訴えられた。
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ドクター・ドレー、”Detox”は来年まで持ち越しに。
6月にCM使用曲として新曲"Shit Popped Off"を発表したことで、にわかに年内リリースが現実味を帯びたスーパープロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)による待望の新作"Detox"だが、やはりリリースは来年まで持ち越されるようだ。
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スリップノット、計算しなおしてみたら1位だった
わずかな差でスリップノットを破り、最新Billboard 200(全米アルバム・チャート)のトップを飾ったとみられたザ・ゲームの『LAX』だったが、きちんと数え直してみたところ、スリップノットの新作『All Hope Is Gone』のほうが1134枚多く売れていることがわかり、順位が入れ替わった。
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英アルバム・チャート、ザ・ヴァーヴの復帰作がトップ
今週の英シングル・チャートは、先週に続きケイティ・ペリーの「I Kissed A Girl」が4週連続でトップに輝いた。
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週刊エンタメ情報・今週の1行ニュース(2008.3.15)
●熱愛中のグッド・シャーロットのベンジー・マデンとパリス・ヒルトンは、互いに相手のイニシャル(PHとBM)をかたどった指輪をしているのを目撃され、婚約指輪!?との噂も。
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週刊エンタメ情報・今週の1行ニュース(2008.216)
●クリスティーナ・アギレラは、15日発売のPeople誌で、1月12日に生まれた長男マックス君との親子ショットを初公開した。
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ワッツ・アップ?シリーズに限定盤登場
▲『ワッツ・アップ?HIPHOP/R&B アニバーサリー』3500円(税込)発売中人気コンピ…というか、既にトップ・コンピ・ブランドとして人気を確立させてしまったワッツ・アップ?シリーズ、それらが全タイトル100万以上出荷となったことを記念に、特別記念限定盤が登場した。
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G-ユニットのトニー・イエイヨー、14歳の少年への攻撃で逮捕
G-ユニットのメンバーであるトニー・イエイヨーがニューヨークの路上にて、14歳の少年に対して暴力を奮って逮捕されたと、AllHipHop.comが報じている。
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ナズ、スニーカー・ブランドを今春スタート
ナズがスニーカー・ブランド『DISCIPLE Footwear Collection by 310』を今年6月よりスタートすると、Business Wireが報じている。
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'07年初の全米アルバム&シングル・チャートの動向
'07年最初の全米チャートが発表された。
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'06年 ヒップホップ/R&Bアーティストの映画/舞台での活躍
俳優/女優としても活躍するヒップホップ/R&Bアーティストがここ数年増えていく一方だが、'06年は特に話題作に事欠かない1年でもあった。
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'06年 ヒップホップ/R&B事件簿 ビーフ編
ヒップホップ・シーンのもはや必要悪とも言える、アーティスト同士のビーフ(確執)。
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ザ・ゲームとエド・ハーディがチャリティ企画を実施
ザ・ゲームと人気クロージング・ブランド、エド・ハーディがクリスマスのチャリティ企画として、コンプトンの子供達へTシャツをプレゼントすると、AllHipHop.comが報じている。
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プロフィール・バイオグラフィ・リンク
N.W.A『Straight Outta Compton』(‘88)
ICE CUBE『Death Certificate』(‘91)
2 PAC『All Eyez On Me』(‘96)
「バブルガム・ブルシットでしかない今の殆どのラップ・ソングには興味がねえ!」
そう豪語する彼は伝説のグループ=N.W.Aを生んだ街コンプトンをレペゼンし、“フッドの連中にリアルに突き刺さる“ギャングスタ・ミュージックを送り出す為に、自分をフックアップしてくれた50セントのクルー“G‐ユニットの一員となり、あのドクター・ドレの“アフターマス”と契約した。“伝説を継ぐために”ザ・ゲームは最良の選択をした、という事になる。 「G‐ユニットだぜ!50セントは、2パックやビギーが死んだ後、眠っていたシーンを揺り動かしたんだ。エミネムだってそうだぜ。そしてドクター・ドレー。奴は生ける伝説なんだ!」この不適な顔構えの男ザ・ゲームはつまり紛うことなき“ラップ・ジニアス”なのである。しかも10年に1人クラスの逸材。ポテンシャルの高さは50セント以上、なのかも知れないのだ。
その才能を逸早く見抜いていたのはベイエリアの大物JT・ザ・ビガ・フィガ、だった。2002年2月にLAで行われたヒップホップ・サミットでザ・ゲームのライヴを偶然目にしたJTは「コイツはモノが違う!」と自身のレーベル“ゲット・ロウ”にザ・ゲームを誘う。その一週間後にザ・ゲームはフィルモアにあるJTのスタジオに行き、大量の楽曲をレコーディングする。続いてザ・ゲームをフックアップしたのは、あの50セントで彼はこの“ストリートで5発の弾丸を浴びた過去”のある元ドラッグリーダーのアップ・カマーの将来性を信じG・ユニットの仲間に引き入れた上、ドクター・ドレーに紹介しドレーの“アフターマス”とサインさせたのだった。ドレーと言えば、N.W.A~ソロで輝かしい経歴を持つヒップホップ・ジャイアントであり、またスヌープ・ドッグやエミネムをブレイクさせたトップ・プロデューサー。そのドレーが完全バックアップするラッパー、という触れこみだけで彼は最早“成功”したも同然だった。
こうして“G‐UNITS NEWEST MEMBER”となったザ・ゲームは、DJケイスレイの人気ミックステープシリーズ『Streetsweepers』のホストを始め数々のストリート・アルバムに顔を出しては、エクスクルーシヴ・トラックを提供し、ストリートのバズを集めた(中には故2パックや故イージーEとの擬似共演も。またジョー・バドゥン、メンフィス・ブリークらとのビーフも話題を呼んだ)。ハスキーなキラー・ヴォイスでリアルなストリート・ライフを歌う彼のスタイルはNWAや2パック、ジェイ・Z、ノトーリアスB.I.G.、クールGラップといった先達からの影響(何せ彼は自らの体にN.W.Aやそのリーダーだったイージー・Eのタトゥーを入れているほどの“ビッグ・ファン”なのだ)こそは感じさせるが、彼はその誰とも違う“マインド”を持っている。自分だけの経験や生き様、考え方、そして言葉やフロウだってそうだ。決して誰かのモノマネなどではない。彼は一発でそれをザ・ゲームのものだと認識させるだけの強烈な個性を有しているのだから。
その“ウエッサイ云々”では収まり切らないラップの魅力は“ゲット・ロウ”発の『Q.B.2 Compton』(Nasの未発表音源とのスプリット盤)『Live From Compton』、『Untold Story』でも伺い知ることは出来たが、この“2005年最初にして最大の爆弾”と噂される正式なデビュー・アルバム『ザ・ドキュメンタリー』に息づく熱気はそうした過去の全てを逢かに凌駕するものとなっている。 “Westside Story”、“Higher”そして“How We Do”で確実に心拍数が上がってしまった者にとっての更なる“驚き”が待ち構えているのは言うまでもない(“本物”の周りにはこれだけの才能が集まるものなのだ!)。“リアリティTVなんかいらねぇ!”という人々にとって最も刺激的なドキュメンタリーにしてエンターティメント、それがこのアルバムなのだ。「俺のこの21年の人生が詰まってんだぜ!アツくて当然だろ!?」かつてバスケ等のゲームに興じてばかりで祖母より“ザ・ゲーム”という愛称を与えられたこの男はヒップホップという名の真剣勝負(=ゲーム)に大きな揺さぶりをかけようとしている。これは決して脅しなどではない。