ザ・ゲーム『ビハインド・ザ・ミュージック』で50セントとの論争を語る
2005年に始まったザ・ゲームと50セントのラップ論争はいまだにザ・ゲームのキャリアに「取り憑いている」という。
3/22、夜にプレミアされたVH1の『ビハインド・ザ・ミュージック:ザ・ゲーム』で、50セントがザ・ゲームの歌を書いたと主張したのちにいかに関係がおかしくなってしまったかについて深く語った。
「50はオレの歌なんて書いちゃいなかった。あれはたんなる彼のエゴさ。アフターマスというチームの性格上そういうものが浮かび上がってきたんだ」とザ・ゲームは言う。「オレだって『よお、オレが「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」のこの歌を書いたんだぜ』って言うことは簡単にできた。チームの作品だったんだから」
ザ・ゲームはいかに50セントやGユニットに対する怒りがひとつのムーブメントになったかを続けて説明する。「「300バーズ」を書いたとき、オレは怒っていて、Gユニットにブランドとして、レコード・レーベルとして、グループとして死んでもらいたいと思っていた…『おまえはレコードを売るけど、G-G-G-ユーノット(ユニットに引っかけて。おまえは違う)』っていう箇所があるんだ。それはみんな比喩だったのさ。だけど、自分が何を作り出したのか気づいていなかった。次に気がつくとファンたちは『G-G-G-ユーノット』と叫び始め、そういうTシャツを作り始め、ムーブメントはオレより断然大きくなってしまったんだ」
3月初旬、ザ・ゲームはすでに新しい音楽に取り組んでいると語っていた。彼は現在5THスタジオ・アルバム『FIVE:フィアー・イズ・ヴィクトリーズ・エヴォルーション』の仕事をしており、今月末までにミックステープ『カリフォルニア・リパブリック』をリリースする予定だ。スタジオに入りながらもザ・ゲームは最新アルバム『R.E.D.アルバム』のプロモーションを続けている。3/21ザ・ゲームはケンドリック・ラマーがアシストしたビデオ「ザ・シティ」を発表したばかり。
◆ニュース提供:ビルボード
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