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Ludacrisは2000年のヒット・デビュー作で、猥褻なテーマに関するフリーキーなライムを披露して“ダーティ・サウス”のイメージにさらに泥を塗った。公式には、彼はラップ業界ではまだまだ新人だが、女性についてのライミングについては十分なキャリアを積んでいる。もちろん、後に彼のトレードマークとなる南部仕込みのセックス・トークに比べれば、最初の試みは多少はおとなしいものだったが。

「最初にちゃんとした歌を作ったのは9歳の時だったよ」。Ludacrisは強い南部訛りで回想する。「あれは“俺はクールだ、俺はワルさ、10歳だけどガールフレンドなしには生きられない”みたいな感じだったね。“ガールフレンド”という言葉を使いたかったから、本当は9歳だったのに10歳って言わなくちゃいけなかったんだ」

ラッパーになることを決心した彼はアトランタの97.5 FMを訪ね、そこでヒップホップ業界への参入を目指してインターンとして働いた。

「そこで最初にやったのはオンエアされるあらゆるDJの紹介やプロモーション、イントロやアウトロの追加といったことだった。そのおかげで俺の露出もかなり増えていって、みんなに聞いてもらえるようになったのさ」

そうした人々の中にはJermaine DupriやP.Diddyといった大物も含まれていた。そしてLudacrisは自主制作のデビュー盤『Incognegro』を5万枚売上げて、昨年ついにDef Jamの関心を引き、Def Jam Southレーベルとの最初の契約を交わすことになったのである。