リンキン・パークのマレーシア公演に思わぬ障害

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マレーシアの首都クアラルンプールで行なう予定のLinkin Parkのコンサートが、イスラム教のグループから反対を受けている。『Parti Islam se-Malaysia』と呼ばれるこのグループは、バンドが同国の若者を堕落させる可能性があると主張し、コンサート開催を許可した政府に対し、決定を撤回するよう求めている。Linkin Parkは、10月15日にムルデカ・スタジアムで5万人を前にプレイする予定。

バンドは、「パフォーマンス条例」という厳しい制約を守らなければならない。この中には「男性アーティストは胸から膝までの部分を露出してはならない」「アーティストは、ステージ上で飛び跳ねたり、叫んだり、物を投げつけるなど観客を煽るような乱暴で下品な行為を行なってはならない」などの禁止事項がおり込まれている。また性を挑発するような態度、言葉、衣装だけでなく、ドラッグなど「反道徳的な要素」に関連すること全てを禁じている。

東南アジアに位置するマレーシアでは、人口2,500万人の多くがイスラム教徒。

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