ブルース・スプリングスティーン、「Lonesome Day」のビデオがリリース

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Bruce Springsteen「Lonesome Day」のビデオがリリースされた。LAUNCH(launch.yahoo.com)では10月23日(水)から視聴可能。またMTV、MTV2、VH1でも放映される予定。

「Lonesome Day」はアルバム『The Rising』の1曲目のタイトルで、クリップには「Brilliant Disguise」('87年)や「Streets Of Philadelphia」('94年)と同じく、新たにレコーディングされたライヴ・ヴォーカルトラックが使われている。Springsteenはそれぞれのテイクでカメラに向かって歌い、ヴォーカル録りを行なった。編集および最終版のマスタリングを担当したのは『The Rising』のプロデューサー、Brendan O'Brien。

ビデオの撮影は今年9月、Mark Pellington監督の下、ニュージャージー州アズベリーパークで行なわれた。PellingtonはPearl Jamの「Jeremy」、U2の「One」、Nine Inch Nailsの「We're In This Together」、さらに映画『Arlington Road』や『The Mothman Prophecies』を手がけている。

「このビデオで最も印象的だったのは、Bruceが各テイクを生で歌い、それぞれを次々とうまくやっていったことだ」とPellingtonは声明の中で語っている。「最終テイクは開始から16時間後だった。でも、彼はひとつもミスしなかったよ」

関連ニュースでは、ニュージャージー出身のSpringsteenは10月18日(金)付の『Wall Street Journal』の表紙を飾った。同誌は“In Europe, Uncle Sam Isn't So Popular, But the Boss Rocks(ヨーロッパでは米国はあまり人気がない、しかしボスはロックする)”と題した記事を掲載し、現在行なわれているSpringsteenのヨーロッパ・ツアーを特集している。

加えて、E Street Bandのギタープレイヤー"Little Steven" Van Zandtが、Gibson Firebirdのヴィンテージ・ギターを持って雑誌『Guitar Player』の'02年11月号の表紙を飾っている。

Van ZandtはHBOの『The Sopranos』にSilvio役で出演し、またシンジケート・ラジオ番組『Little Steven's Underground Garage』のホストも務めている。「ひとりで10役くらいこなしてるよ」と彼は同誌に語っている。「ギタープレイヤーにソングライター、プロデューサー、DJ、それに俳優……。それぞれの時に見合った役割を引き出すんだ」

Springsteen & the E Street Bandは10月22日(火)、オランダのロッテルダムにあるAhoyでコンサートを行なう。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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