リトル・スティーヴン、ブロンディら、Joey Ramoneの50歳の誕生日を祝う

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Cheap TrickBlondieThe Damned、The Independents、Bellvue、Little Steven Van Zantは5月19日、ニューヨーク市のハマーシュタイン・ボールルームで行なわれたRamonesのシンガー、故Joey Ramoneの50歳の誕生日のイベントに参加した。Richard Hellはゲストとして出演した。

“Ramone's 50th Birthday Bash”(ラモーンの50歳の誕生日パーティ)と称する同イベントはRamoneの母親、Charlotte Lasherと兄弟のMickey Leighによって催された。LasherとLeighは、Ramoneの追悼ではなく誕生日を示す良い機会だったとプレスに話し、またLasherはLAUNCHに今回の最大の障害について次のように話した。
「恐らく時間だったと思う。全てを短い時間の中で、最も素晴らしいクルーみんなと進めることができた」

Leighは、故Joeyが実際に今回のイベントを手伝ってくれたという。
「彼の誕生日パーティは伝統的に行なわれていたんだ。だから彼が入院している時から、このイベントの準備を始めていたんだ」「うまくいけば彼は退院する予定だった。でも僕たちは彼に、50歳の誕生日パーティをやるとを約束したんだ。そうしたら彼は“たとえ何があっても誕生日パーティをやるんだろ?”と言ったんだ。だから僕たちは約束した」

同イベントはLittle Steven Van Zantによって幕を開けた。彼は完売した同イベントの3000人もの観衆に「もしJoeyがここにいたら、彼はきっと喜ぶだろう」と話した。また、Bruce SpringsteenのE-Street Bandのギタリストである彼は、Ramoneの死はDoorsのJim MorrisonやBeatlesJohn Lennonの死と同等の出来事だった、と述べた。さらにLittle Stevenはニューヨーク/ニュージャージーのアクセントで「Joey、君がどこにいようとも、良いことをしたんだよ」と語った。

Little StevenはバックステージでLAUNCHに、今回のイベントのホストを務めた理由を次のように述べた。「JoeyとRamonesはロックンロールの歴史の中で最も重要なもののひとつだ」「彼らは音楽に革命を起こした。みんなが重要なことは全てやり終えていると考えていた後に、彼らは完全にオリジナルなロックミュージックのジャンルを考え出したんだ。新しいものを作り出し、それ以降みんなに影響を与え続けている。そして今後も、来るべき世代のロック・ミュージシャンの世界に影響を与えつづけるだろう」

同イベントはまた、Ramonesのビデオやビデオインタビュー、Green Dayによるトリビュート演奏の映像、そしてMetallicaからのインタビュークリップなどがフィーチャーされた。

パーティの最後にはRamoneの一番好きなケーキ“Ring-Dings”が配られ、観衆に向かって投げ散らかされた。

関連ニュースで、ロングアイランドおよびJoeyの故郷であるクィーンズの米下院議員、Gary Ackermanは、5月19日を「Joey Ramone Day」(ジョーイ・ラモーンの日)とすることを宣言する声明文を作成したという。

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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