シャギーがBillboardシングル・チャートでデスティニーズ・チャイルドからトップを奪う

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今週のBillboard Hot 100シングル・チャート(2月3日付)で、Shaggyの“It Wasn't Me”が念願のトップの座を勝ち取った。11週トップに君臨しつづけたDestiny's Childの“Independent Women Part 1”(サウンドトラック『Charlie's Angel』収録)を押えての1位獲得である。

Richard "Rikrok" Ducentとのデュエット“It Wasn't Me”の成功は、Shaggyのアルバム『Hotshot』をBillboard 200アルバム・チャートの2位まで押し上げ、現在も同順位に留まっている。売上が前週19万154枚より20万3704まで伸びたのにも関わらず、8週目のトップに輝くBeatlesの『1』に阻まれ、こちらでは1位を獲得できずにいる。

Shaggyは、最近のLAUNCHのインタヴューで、『Hotshot』で目指しているシンプルなゴールについて語っている。
「アルバムは楽しい、エンタテイメントなものにしたいんだ。多くのアーティストが音楽に重いメッセージを託したり、哲学的になったりとかして、アルバムにとって大事なことを忘れてる。エンタテイメントだよ。俺の目的は、人が部屋で45分のアルバムを聴いた後に、“あれ? 今の45分間、自分の悩みを忘れてたよ”って言えることなんだ。誰もShaggyのライヴや他の人のライヴに行って、説教なんかされたくないよ。ライヴは、行って楽しませてもらうものだし、そのために俺たちがいるんだ。わかるだろ、エンタテイメントだよ」

Shaggyは、2月17日にNBCの『Saturday Night Live』に出演し、“It Wasn't Me”を聴かせてくれる。

Jason Gelman、ニューヨーク
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