KREVA、最新アルバム『Project K』がクリア・ヴァイナル仕様のアナログ盤で登場

2月にリリースされたKREVAの最新アルバム『Project K』が、アナログ・レコードとして本日4月12日(土)にリリースされた。

現在ソロ活動20周年イヤー中のKREVA。『Project K』はソロ通算10作目のアルバム作品で、「1曲入魂という感じで1曲ずつ一生懸命作って、それを並べたらトータル30分くらいのアルバムだった。」とKREVA本人が語るとおり、収録された全11曲全てが粒立って濃密な味わいを感じさせる。

▲『Project K』【2025 RECORD STORE DAY 限定盤】

アルバム前半は先行配信シングル「No Limit」を皮切りに、日本最高峰のスキルを誇るKREVAがラップしまくっている、5曲が怒涛の如く攻め立てる。しかし、アルバムの色は6曲目のインストゥルメンタル「Project K Interlude」を起点に切り替わり、以降、やはりもう1つのKREVAの音楽的な魅力であるメロディアスにメッセージを解放する楽曲が連なっていく、ベストバランスな構成で仕上がっている。

今作では、最先端テクノロジーの産物であり無尽蔵にネタをディグれる宝庫とも言える、音楽生成AIツールを新旧の所有機材とともに存分に使いこなしながら、ヒップホップというアートフォームに新たな刺激と享楽性を寄与している。

どの楽曲も1曲入魂スタイルで時間をかけながら精緻にトラックを構築し、韻を精査し、フロウやメロディを編むことで、KREVAはAIには絶対にたどり着けない境地も体現している。まさに入魂の11曲が連なる無限ループ必至の最高傑作と言える。

▲『Project K』【2025 RECORD STORE DAY 限定盤】

今回、新たにアナログ・レコードに落とし込まれた今作はピュアクリア・カラーヴァイナル仕様、”RECORD STORE DAY”限定盤としてプレスされた貴重な作品になっているので、早めに店頭でチェックしていただくことをお薦めしたい。

KREVAは最新アルバム『Project K』を引っ提げ、全国19都市21公演にわたるワンマンツアーを開催中。BACK TO BASICSをテーマにしたDJスタイルの公演で、爆発的なラップスキルを魅せつけながら、各地ライブハウスのオーディエンスを大興奮の渦に巻き込んでいる。DJスタイル公演に加え、本日12日の東京公演からバンドスタイルでのホールライブもスタートする。