KREVA、ソロデビュー20周年第1弾、メモリアルイヤーをシンボリックに照らす楽曲「Forever Student」リリース

KREVAが、ソロデビュー20周年イヤーを飾る第1弾作品となる「Forever Student」を配信リリース。音源リリースと同時に知性とエモーショナルを感じるアカデミックなミュージックビデオも公開した。

大人になった今でも常に学びの連続であるというポジティヴでアカデミックなリリックと、様々な音色が音のシャワーの如く耳に飛び込んでくるゴージャスなトラックで構成される最新曲「Forever Student」。今作について、KREVA本人が次のように語っている。「この言葉を思いついた時に『これは完全に全部言えたでしょ』という手応えがありました。『Forever Student』とは俺自身のことであるし、誰にとっても一生言えることだから。どれだけ歳を重ねても新しく学ぶことがあれば、その瞬間、生徒になるわけで。そもそも『Forever Student』というタイトルとフック、トラックの原型が自分の中から出てきたのは、2年前くらい。その時は新しいアルバムのタイトルにしようと思ってたんです。『Forever Student』を完成させるために自分で書き留めていた学びに関するメモや自分が毎朝書いている文章とかも読み直して、分類したりして。自分が生きて集めた言葉たちという感じです。この2年間は『Forever Student』と向き合いながら生きてきた時間と言えるかもしれないですね」（「Forever Student」オフィシャルインタビューより）

KREVAは2024年4月に独立を発表。〈ここで学びをやめたらこじんまりしていくだけなら 俺はなる 初心者に 新人クレバも新人社長〉というフレーズも「Forever Student」には登場する。KREVAがラップし歌うからこそ、他の誰かでは持ち得ない説得力がある。「Forever Student」はそういうリリックの一語一句に埋め尽くされている。それはまた、絶え間なく制作に着手する日々の中で出てきたダイナミックであることとドラマティックであることを両立させたビート（トラック）にも言えることだ。そして、KREVAは今現在も──いや、これまで以上に音楽と向き合っている。

音源リリースと同時に「Forever Student」のミュージックビデオも公開。監督はこれまでKREVAのミュージックビデオを多数手がけている須永秀明。人生学びの連続だというメッセージを実写化したイメージで、無数の書物が山のように積み上げられた場所を背景にエモーショナルなラップを展開。歌詞の一部や数式がデザインの一部となって画面いっぱいに広がっていくアカデミックな演出にも注目。また、KREVA本人直筆のアイテムがいくつか登場するので、こちらも必見だ。

また、先日アナウンスされた「Forever Student」のライブラリ追加キャンペーンは11月10日(日)まで。