元グレイト・ホワイトのジャック・ラッセルが死去
Matt Becker, CC BY 3.0
元グレイト・ホワイトのフロントマン、ジャック・ラッセルが亡くなった。63歳だった。ラッセルは先月半ば、レビー小体型認知症と多系統萎縮症と診断されたと明かし、ツアー活動からの引退を表明したばかりだった。
8月15日、ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトのFacebookを通じ、「非常に悲しいことに、僕らが愛するジャック・パトリック・ラッセルが亡くなったことをお伝えします。ジャックは、妻ヘザー・アン・ラッセル、息子Matthew Hucko、従妹のNaomi Breashears Barbor、親愛なる友人たち、Billy & Cheryl Pawelcikが立ち会う中、安らかに息を引き取りました」との訃報がもたらされた。
葬儀については今後、発表するという。
ジャック・ラッセルは70年代後半、ギタリストのマーク・ケンドールとバンドを結成し、後にそれをグレイト・ホワイトと改名。1983年にEP『Out Of The Night』、翌年、ファースト・アルバム『Great White』をリリースした。
グレイト・ホワイトは2001年に活動を休止し、2006年に復活したものの、2011年には再び袂を分かち、ラッセルは、ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトとして活動を続けてきた。
ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトは4月初めまで北米でツアーを開催していたが、その翌月、ラッセルの病が判明した。
彼は先月、ツアー活動からの引退を表明する際、「長年に渡る思い出、愛、支援にどれほど感謝しているか、言葉では表せない。僕の夢を実現させてくれてありがとう。君らは僕の人生を驚異的なものにしてくれた」と、ファンや友人たちへ感謝の言葉を述べていた。
Ako Suzuki