グレイト・ホワイトのクラブ火災で100人目の死亡者。被害者家族のためにツアーを計画

今年初めにロードアイランドで起きたGreat Whiteのライヴ火災で、100人目の死亡者が出た。AP通信によれば、２月20日にロードアイランド州ウエストワーウィックのナイトクラブ「ザ・ステーション」で起きた火災で、重症を負ったPamela Gruttadauriaが、５月４日（日）、ボストンのマサチューセッツ総合病院で死亡した。また、この火災では200人以上が負傷、５人が現在もなお入院中で、そのうちのひとりは重態だという。

火災の原因は会場で使用された花火とされており、大陪審の調査が現在も進められている。

Great WhiteのJack Russell（Vo）とMark Kendall（G）はこの夏、被害者の家族のために資金を集めるツアーを計画している。２人は先週、この火災で亡くなったメンバーのTy Longley（G）のために、ロサンゼルスで資金集めのコンサートを行なった。コンサートの収益金は、８月上旬に出産予定のLongleyの子供のために設立された信託資金へ寄付される。

５月５日（月）、火災現場では作業員がブルドーザーを用意し、建物の瓦礫を撤去する準備を整えた。地元の警察はAP通信に、現場は土台を壊した後、安全性を確保するために盛り土が盛られると話している。

(C)LAUNCH.com