芸能山城組、大友克洋全面プロデュースによる『AKIRA REMIX』8/21にリリース

公開から35周年を迎え、全世界に影響を与え続けているアニメーション映画『AKIRA』。作者・大友克洋が自ら全面プロデュースした『AKIRA REMIX』が8月21日にリリースされる。

大友克洋自身が監督した劇場版アニメーション映画『AKIRA』が1988年に公開されてから35年が経過。オリジナル作品は、芸能山城組（組頭：山城祥二）が音楽を担当し、濃密な無国籍なサウンドを創り上げ、国内外に多くの影響を与え続けている伝説的な作品だ。

そして、2016年、超高音質ハイレゾ＝ハイパーソニック・ハイレゾ音源にて、配信が開始され（ウルトラディープ・ハイパーハイレゾ『交響組曲 AKIRA 2016』）、2017年には、そのウルトラディープ・ハイパーハイレゾ音源を元にしたアナログレコード「Akira - Symphonic Suite (交響組曲AKIRA)」を米国milan Recordsから発売。公開から30年以上を経た2020年、4Kリマスターと音楽監督の山城祥二指揮のもと5.1ch音源のリミックスを施した「AKIRA 4Kリマスターセット」がブルーレイにて発売され、劇場でも4Kリマスター版が公開された。

2022年、大友克洋氏が自ら企画、プロデュースする全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」（講談社）が刊行され、その中で、2023年、8月と10月に池袋ミクサライブ東京及び大阪パルコ・ギャラリーにて「大友克洋全集 AKIRAセル画展」が開催され、その会場内でのみ流されたAKIRAのリミックス音源『AKIRA REMIX』が初めて商品化される。

この大友克洋氏自らプロデュースした『AKIRA』のリミックス作品は、大友自らセレクトした久保田麻琴、小西康陽、蓜島邦明の3人のミュージシャンがリミックス作品を手掛けた。そして、アートワークも今回、大友が完全プロデュースし、ジャケットは完全描下ろし作品になっている。