芸能山城組『恐山・銅之剣舞』ほか、ハイパーハイレゾ音源をVictor Studio HD-Musicが配信
ビクターエンタテインメントは、6月4日より自社のハイレゾ・高音質配信サイトVictor Studio HD-Musicにて、“ハイパーソニック・エフェクト仕様”の超高音質アルバムの配信を第一弾4タイトルから開始する。
“ハイパーソニック・エフェクト”とは何か。これは、芸能山城組を主宰し、アニメーション映画『AKIRA』の音楽で日本アニメ大賞最優秀音楽賞に輝いた作曲家・山城祥二こと脳科学者・大橋 力(おおはし つとむ)が発見した、人間の耳には音として聴こえない超高周波を含む音が惹き起こす脳の活性化現象のこと。ハイパーソニック・エフェクトを発生させることができる音源(ハイパーソニック・サウンド)としては、バリ島のガムラン音楽、日本の琵琶、尺八、西欧のチェンバロなどの音、そして熱帯雨林の環境音などが挙げられる。なお、電子的に合成した超高周波では有害無効な恐れがあり、ハイパーソニック・エフェクトを発現させる超高周波は、天然物起源でなければならないという。
そして、今回配信されるのは、このハイパーソニック・エフェクトの効果を利用して音楽の持つ究極の美しさ、快さ、そして感動を実現する新たなハイパーハイレゾ音源群(192kHz/24bit)。ハイパーハイレゾ化した芸能山城組『恐山・銅之剣舞』、ハイパーハイレゾ・ワールドサウンズ・シリーズ『超絶のスーパーガムラン ヤマサリ』と『チベット密教 極彩の響き』、ハイパーソニック・オルゴール『トロイメライ』の4タイトルとなる。
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ハイパーソニック・エフェクトとは、
【周波数が高すぎて音として聴こえない複雑性超高周波(40kHz以上)を含む音】が人間の脳の最深部(中脳・視床・視床下部などの領域。以下、「基幹脳」と呼ぶ)を活性化して惹き起こす現象をいう。
基幹脳が活性化すると、何が起こるか。
音楽を聴くときの「美しさ快さそして感動」の発生をつかさどる脳の<情動神経系>の働きが活発になって、音楽が心を打つ味わいと魅力が劇的に高まる。また、体調を安定して保ち、がんやウィルスなど内外の敵から身を護る<自律神経系><内分泌系><免疫系>の働きが強くなって、健康増進が期待される。さらに、生きていく上でより望ましい方向へと人間の行動を誘(いざな)う脳の<報酬系>の働きが、上のふたつとよく融け合った状態で活性化し、まさしく「心身一如」の状態で至福の境地が訪れる。その魅力や陶酔感は、言葉に尽くせない。今回配信を開始する<ハイパーハイレゾ音源>とは、ハイレゾ化によって初めて配信可能になったハイパーソニック・エフェクトを発現しうるコンテンツを指す。
大橋 力
◆Victor Studio HD-Music