E・クラプトン、N・メイスン、B・イーノら、公演中止に追い込まれたロジャー・ウォーターズを支持

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ロジャー・ウォーターズが、反ユダヤ主義的な言動を理由にドイツ・フランクフルトの市議会から同市での公演開催を禁じられたのを受け、ピンク・フロイドの元バンド・メイト、ニック・メイスンをはじめ、エリック・クラプトン、ブライアン・イーノ、ピーター・ガブリエルらが彼への支援を表明した。

ウォーターズは5月28日にフランクフルトで公演を開く予定だったが、市議会は先月終わり、彼の“執拗な反ユダヤ主義の言動”を問題視した上、会場のフェストハレ・フランクフルトがかつて、強制収容所へ送られる前のユダヤ人を収容していた場所にあることから物議をかもしていると、公演の中止を承認した。

この決断をくつがえすため、アメリカ人のコメディアン/政治コメンテーターのKatie Halperがオンライン署名運動を開始したところ、メイスン、クラプトン、イーノ、ガブリエル、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、元ソフト・マシーンのロバート・ワイアット、映画監督のケン・ローチ、テリー・ギリアム、俳優のスーザン・サランドンら多くの著名人たちが署名したという。

この署名運動は現在もChange.orgで行われており、16,000人以上が賛同している。

ロジャー・ウォーターズは現在、ヨーロッパ・ツアー中で、ドイツ国内では現時点、ハンブルク、ケルン、ベルリン、ミュンヘンでパフォーマンスする予定。

ピンク・フロイドのもうひとりの元バンド・メイト、デヴィッド・ギルモアの妻は先月初め、ウォーターズを「芯まで腐った反ユダヤ主義。それにプーチン擁護者で、嘘をつき、盗み、善人ぶり、税金を逃れ、口パクし、女性蔑視で、嫉妬心で苛立つ、誇大妄想者。あなたのたわ言にはもううんざり」と非難し、ギルモアはそれに「全ての言葉が明らかに事実だ」と同意していた。



Ako Suzuki
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