ホワイトスネイク「デイヴィッド・カヴァデールには休養が必要」

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ホワイトスネイクは、7月にデイヴィッド・カヴァデールが上気道感染症と診断されヨーロッパ・ツアーを中断したのに続き、8~10月にスコーピオンズと予定していた北米ツアーを中止したが、ベーシストのタニヤ・オキャラハンによると、カヴァデールは当時、苦渋の決断を迫られていたという。

◆タニヤ・オキャラハン動画

オキャラハンは『SVT Time Live』のインタビューで、「デイヴィッドにはツアーを離れ休養する必要がある」「デイヴィッドは(ツアーを)やり遂げようとしてた。でも医師たちから“君はシンガーだ。(このまま続けたら)ツアーやレコーディングが永遠にできなくなるかもしれない”って言われたの。だから、ヨーロッパ・ツアーを中断したのよ」と、事情を説明した。「それまでが素晴らしいショウだったから、すごく悲しかったけど、仕方ないって思った。北米で再開するつもりだったから。でも、時間が十分ではなかった。デイヴィッドはやろうって準備を整えていたけど、医師たちから“クレイジーだ。身体を完全に休ませなければ”って言われたわ」

ホワイトスネイクは5月にフェアウェル・ツアーを開幕したばかりだったが、このヨーロッパ・ツアーでは、ギタリストのレブ・ビーチとドラマーのトミー・アルドリッジも体調を崩していた。オキャラハンによると、この夏、ヨーロッパでは熱波が続いており、ライヴ・パフォーマンスには過酷な状況だったという。エアコンのないアリーナでプレイすることもあったそうだ。

ホワイトスネイクがいつツアーを再開するのかはまだ告知されていない。


Ako Suzuki
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