エイドリアン・ヴァンデンバーグ、“プリマドンナ”だったスティーヴ・ヴァイから謝罪

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スティーヴ・ヴァイは最近、ホワイトスネイクに在籍していた頃(1989~1990年)の自分を振り返り、「ちょっとプリマドンナになっていた」と発言したが、当時、ホワイトスネイクで一緒にプレイしていたエイドリアン・ヴァンデンバーグは、そのことで彼から謝罪のような言葉を受け取ったことがあるという。

◆エイドリアン・ヴァンデンバーグ画像

ヴァイは7月に配信された『Vintage Rock Pod』のインタビューで、ホワイトスネイク時代について「もし難しい奴がいたとしたら、それは僕だった。僕はちょっとプリマドンナだった」と話していた。

それを受けてではないようだが、今週木曜日(8月17日)に公開された『eonmusic』のインタビューで、「スティーヴ・ヴァイがホワイトスネイクに加入したとき、ソロを全てプレイし、あなたの曲もレコーディングし、1989年(*原文ママ)のツアーでは自分の曲までプレイしていたが、もう一人のギタリストとしてどんな気分だったか?」と問われたヴァンデンバーグは、ヴァイから謝られたことがあるとの逸話を明かした。

「別に問題じゃなかったよ。スティーヴと僕はすぐにいい友達になった。僕らのスタイルは凄く違う。スティーヴは後に、“これは言っとかないと。わかってると思うけど、あの時期、僕のエゴはちょっと膨らんでた”と言ってた。それについて謝罪みたいなことを口にしてた。“みんなが”オー! スティーヴ・ヴァイ!“ってなってる時期で、僕はそれに浮かれた”って言ってたよ。僕は気にしてない。僕は自分が感じるままプレイしているだけで、誰かがもっとスポットライトを浴びたいのであれば、僕はそれでいい。気にならないよ。僕は素晴らしい音楽をプレイできれば、素晴らしいバンドでプレイできればハッピーなんだ。振り返れば、スティーヴと僕の間は本当に上手く行っていたと思う。違うサウンドだったからだね」

エイドリアン・ヴァンデンバーグは1987~1997年にホワイトスネイクに在籍していた。彼は来週(8月25日)、新ソロ・アルバム『SIN』をリリースする。


Ako Suzuki
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