ロバート・グラスパー、2021年グラミー賞最優秀R&Bソングにノミネートされた「BETTER THAN I IMAGINED 」のKAYTRANADA リミックス発表

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過去3度にわたりグラミー賞を受賞したロバート・グラスパーが、2021年グラミー賞最優秀新人アーティスト賞にノミネートされたKaytranadaとタッグを組み、2021年グラミー賞にノミネートされたシングル「Better Than I Imagined」のリミックスを制作した。

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グラスパーが待望の来年リリース予定のアルバム『Black Radio 3』のプレビュー曲であるこの新曲のオリジナル・バージョンには、グラミー賞を受賞したR&B歌姫のH.E.R.とグラミー賞に11回ノミネートされたアーティストのミシェル・ンデゲオチェロが参加しており、先日グラミー賞の最優秀R&Bソングにノミネートされたばかりだ。もしグラミー賞を受賞できたら素晴らしい組み合わせだ。

「Better Than I Imagined」は黒人の愛への頌歌で、グラスパーは音楽とビデオに隠された意味を次のように語っている。「愛のない人生を望む人などいませんが、私たちのコミュニティには何世代にもわたって健全な人間関係を築くための方法や手段を持っていない人たちがいます。ようやく、この国の体系的な人種差別に、人々が目を向ける準備ができたように思えます。その話をするのであれば、それが人間関係にどのように影響するかについても話さなければならないのです」。


シングルでのノミネートと並行して、グラスパーは2019年にニューヨークのブルーノートでの前代未聞の伝説的なレジデンシーに先駆けてサプライズ・リリースされたミックステープ作品『F*ck Yo Feelings』でもベスト・プログレッシブR&Bアルバムにノミネートされた。『F*ck Yo Feelings』は、ミュージシャンの友人をスタジオに招き、有機的に一緒に制作した2日間のセッションの成果であり、最終的には、失われた即興の芸術性と本物の関係性と真の芸術性からしか生まれないその場でのコラボレーションを超音波的に記録したミックステープとなった。グラスパーのサウンドは、ジャズ、ヒップホップ、ネオソウルを独自にブレンドしたものである。

『F*ck Yo Feelings』は、その系譜をアップデートした作品で、ヤシーン・ベイ、ハービー・ハンコック、アンドラ・デイ、YBNコーデー、テラス・マーティン、ベイビー・ローズ、ビラル、バディ、デンゼル・カリー、ミック・ジェニックス、SiR、Rapsodyなど、グラスパーだけが同じ部屋に入れることのできる様々なシーンで活躍している一流のアーティストたちを含む、彼自身の個性とコラボレーションをブレンドしている。このミックステープは、2013年にグラミー賞の最優秀R&Bアルバム賞を受賞し、満場一致で賞賛された2012年のアルバム『Black Radio』以来、約10年ぶりにグラスパーがクリス・デイヴ(ローリング・ストーン誌の「100 Greatest Drummers of all Time」に選出)とデリック・ホッジ(ベース)と再会し、レコーディングを行った作品でもある。


グラスパーは昨年の自身のリリース以外にも、今年はグラミー賞にノミネートされたブリタニー・ハワードのアルバム『Jamie』や、テラス・マーティン、カマシ・ワシントン、9th ワンダーとのスーパーグループ・コラボレーション『Dinner Party』など、他のプロジェクトにも大きく貢献し、デリック・ホッジ、エリカ・バドゥ、ジョージ・クリントンと並んで今年のマーチ・オン・ワシントンに出演する数少ないミュージシャンの一人にも選ばれた。

日本時間明日5日10:00AMからケネディセンターでは、ロバート・グラスパーと彼のアコースティック・トリオとDJジャヒ・サンダンスのパフォーマンスとディスカッションが生配信される予定だ。


「Better Than I Imagined KAYTRANADA remix」

2020年12月4日(金)リリース
https://jazz.lnk.to/RobertGlasperBTIIrePR

◆ロバート・グラスパー 日本オフィシャルサイト
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