ニック・メイスン「ギルモアとウォーターズの争い、バカらしい」

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ピンク・フロイドのニック・メイスンは、元バンド・メイトのデヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズがいまだ対立していることをとても残念に思っているそうだ。

◆ニック・メイスン画像

今年、ピンク・フロイドの初期の曲をライブ・パフォーマンスするプロジェクトNick Mason’s Saucerful Of Secretsを始動したメイスンは、ウォーターズとギルモアの関係について『Rolling Stone』誌にこう話した。

「僕にしてみれば、本当に奇妙なことだよ。問題は、ロジャーがデヴィッドをちゃんとリスペクトしていないことにあると思う。彼は、(ソング)ライティングが全てだと感じている。ギターのプレイや歌うのは……、僕は、誰にでもできるとは言わない。でも、(彼は)全ては演奏よりライティングで判断されるべきだと考えている」

また、ウォーターズは、1985年に脱退したとき、彼抜きでピンク・フロイドの活動を続けることにしたギルモアの決断にいまだ気分を害しているようだと言い、「年を重ねた紳士たちがいまだ対立しているなんて本当に嘆かわしいと思う」と話し、改善するよう「僕は希望を持っている。と言っても、僕らがピンク・フロイドとして再びツアーをやるとは思わない。でも、人生のこの段階でまだ争っているのはバカらしい」と続けた。

メイスン、スパンダー・バレエのゲイリー・ケンプ(G)、ピンク・フロイドのツアー・メンバーだったガイ・プラット(B)、ザ・ブロックヘッズのリー・ハリス(G)、プロデューサー/作曲家のDom Beken により結成されたNick Mason’s Saucerful Of Secretsは、9月にUK/ヨーロッパ・ツアーを終え、2019年には初の北米ツアーを開催する。

Ako Suzuki
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