ロイ・オービソン、家族公認のバイオグラフィ映画制作

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ロイ・オービソンの家族が、彼のバイオグラフィ映画『The Big O: Roy Orbison』の制作を承諾、プロデュースもすることが決まった。

◆ロイ・オービソン画像

『Deadline』によると、脚本は『スタンド・バイ・ミー』を手掛けたレイノルド・ギデオンとブルース・A・エヴァンスのコンビが執筆し、オービソンの3人の子供たちがMarty Katz(『レインディア・ゲーム』『サハラに舞う羽根』)と共同プロデュース、エグゼクティブ・プロデューサーも務めるそうだ。オービソンの楽曲全ての使用が許可されている。

オービソンは「Crying」「Running Scared」「Only The Lonely」「Oh, Pretty Woman」などの多くのヒットを生み、そのヴォイスはたくさんのシンガーにとって羨望の的だった。ただし、彼のキャリアにもアップダウンはあり、プライベートでも奥さんをバイクの事故で、2人の息子を火事で亡くすなど悲劇に見舞われた。

息子の1人アレックスは「父の物語は素晴らしいジャーニーだ。彼は人としてとても刺激的だった。様々なことを経験し、いいことも悪いこともあったが、それでも人生をポジティブに見ていた。そして、優しく素晴らしい人だった」と話している。

配役はまだ発表されていない。オービソン役はもちろん、彼と親しかったミュージシャンを誰が演じるのかも注目される。

Ako Suzuki
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