ジューダス・プリースト、30th記念『背徳の掟』は3枚組
ジューダス・プリーストの『背徳の掟』30周年記念盤が、2015年3月4日に日本で世界最速発売される。
◆30年前のジューダス・プリースト 画像
『背徳の掟-30thアニバーサリー・エディション-』はCD3枚組となっており、ディスク1は『背徳の掟』レコーディング時のプロデューサー兼エンジニアのトム・アロムが改めて手掛けた『背徳の掟』の最新リマスター盤、そしてディスク2と3は、ジューダス・プリースト絶頂期の1984年全米ツアーより、5月5日のロングビーチ・アリーナ公演を完全収録したライブ盤となっている。アートワークは30周年記念盤用にリニューアル、8面からなる紙ジャケットという特別豪華仕様になっている。
2015年3月に開催される日本公演にあわせるように日本先行発売となるが、本国以外で世界で最初期にブレイクした国が日本であることから、来日公演に間に合うタイミングでの発売を日本のファンのためだけにプレゼントしたいというバンドの意向を汲んだものだ。
1974年に『ロッカ・コーラ』でデビューしたジューダス・プリーストは、『背信の門』『ステンド・クラス』『殺人機械』、そして『ブリティッシュ・スティール』とメタルゴッドの名を揺るがぬものとする名作を次々と生み出し、1982年の『復讐の叫び』で英国や日本のみならず念願の全米大ヒットを記録、世界のヘヴィ・メタル・シーンの頂点に君臨することになる。とはいえ、その長い歴史の中では、ロブ・ハルフォード(Vo)の一時脱退(1993年)や、オリジナル・メンバーのK.K.ダウニング(G)の脱退(2011年)など、幾度もの存続危機を乗り越えてきた歴史もある。
ロブ・ハルフォードが2003年に復帰して以降、その鋼の信念は揺るがず今日に至るまでへヴィ・メタルのゴッドとして世界中のアーティストとオーディエンスからリスペクトを集めている状況だ。
ジューダス・プリースト『背徳の掟-30thアニバーサリー・エディション-』
2015年3月4日発売
¥3,500+税
CD1:『背徳の掟』(リマスター盤)
1.Freewheel Burning(フリーホイール・バーニング)
2.Jawbreaker(ジョウブレイカー)
3.Rock Hard Ride Free(鋼鉄の魂)
4.The Sentinel(死の番人)
5.Love Bites(誘惑の牙)
6.Eat Me Alive(イート・ミー・アライブ)
7.Some Heads Are Gonna Roll(叛旗の下に)
8.Night Comes Down(夜が来たりて)
9.Heavy Duty(ヘヴィ・デューティ)
10.Defenders Of The Faith(神への誓い)
CD2:『ライブ・アット・ロングビーチ・アリーナ 1984.5.5』
1.Love Bites(誘惑の牙)
2.Jawbreaker(ジョウブレイカー)
3.Grinder(グラインダー)
4.Metal Gods(メタル・ゴッズ)
5.Breaking The Law(ブレイキング・ザ・ロウ)
6.Sinner(罪業人)
7.Desert Plains(雷鳴)
8.Some Heads Are Gonna Roll(叛旗の下に)
9.The Sentinel(死の番人)
10.Rock Hard Ride Free(鋼鉄の魂)
CD3:『ライブ・アット・ロングビーチ・アリーナ 1984.5.5』
1.Night Comes Down(夜が来たりて)
2.The Hellion(ヘリオン)
3.Electric Eye(エレクトリック・アイ)
4.Heavy Duty(ヘヴィ・デューティ)
5.Defenders Of The Faith(神への誓い)
6.Freewheel Burning(フリーホイール・バーニング)
7.Victim Of Changes(生贄)
8.The Green Manalishi(With The Two-Pronged Crown)(グリーン・マナリシ)
9.Living After Midnight(リヴィング・アフター・ミッドナイト)
10.Hell Bent For Leather(殺戮の聖典)
11.You've Got Another Thing Coming(ユーヴ・ガット・アナザー・シング・カミング)
<ジューダス・プリースト来日公演>
3月9日(月)名古屋:名古屋市公会堂
3月11日(水)東京:日本武道館
3月13日(金)札幌:ZEPP SAPPORO
[問]クリエイティブマン(03-3499-6669)
http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/03judas/
◆ジューダス・プリースト・オフィシャルサイト
この記事の関連情報
ジューダス・プリースト、74年リリースのデビュー作が50周年を記念してリミックス&リマスターで再登場
ロブ・ハルフォード「カミングアウトするのは、今の時代でも簡単なことではない」
ティム“リッパー”オーウェンズ「K.K.ダウニングはメンバーだろうがクルーだろうが平等に扱う」
ジューダス・プリーストのスコット・トラヴィス、ドラムスティックを逆さまに握る理由を説明
ロブ・ハルフォードとジェイムズ・ヘットフィールド、そろってTURNSTILEのライヴを鑑賞
メタリカのカーク・ハメット「ジューダス・プリーストはヘヴィ・メタルの立案者」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話018「まさか泣くなんて」
ロブ・ハルフォード「若い人たちには自分らしい道を見つけさせなくては」
ジューダス・プリースト、来日公演決定