キース・リチャーズ「図書館から50年間、本を借りっ放し」

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キース・リチャーズは、50年前図書館で借りた本をまだ返していないそうだ。いまでもその本が手元にあるのか、そして返却する意志ががあるのかどうかは不明だが、延滞料金が相当な額になっているであろうことは覚悟しているようだ。

◆キース・リチャーズ画像

『Daily Mirror』紙によると、キースはこう話したという。「まだ、50年間の延滞料を払ってない。ものすごい額になっているだろうな!」

当時のキースにとって、図書館は特別な場所だったそうだ。「文明と呼ばれる場所があるってことを知ったよ。静かにしろとか、俺が喜んで法に従う気になれたのは、あそこだけだ。自分の興味があることについて情報を得られる場所だった」

これを聞いた当の図書館は、すでに50年前の貸し出し記録は残っていないことを認め、図書館の素晴らしさを世に広めてくれるなら、ペナルティは課さないと話したという。

「キース・リチャーズが、若いころ図書館のサービスがどれだけ彼の役に立ったか話してくれて、とても嬉しく思っています。もし、彼がここを訪れ評判を広めてくれるならば、返却していない本の埋め合わせになるどころではありません」

ちなみに、50年間の延滞料が一体いくらになるのか計算するのは難しいそうだ。
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