デヴィッド・ボウイ、坂本龍一からのコメントを公開

◆ ◆ ◆
A dialogue with the past self in the second person.
What are the important things in life?
Ordinary everyday life; friendship;
The invaluableness of just being alive
It’s the path that we all go through as we age.
二人称の、過去の自分との対話。
人生で何が大事なのか?
平凡な日常、友情。
ただ生きていることの、かけがえのなさ。
老いてみなが通る道。
(坂本龍一)
◆ ◆ ◆
坂本龍一は、2013年1月に亡くなった大島渚監督による映画『戦場のメリークリスマス』で、ボウイと俳優として共演している。公式サイトでは“Japanese friends praise Bowie and The Next Day”(日本の友だちがボウイと『ザ・ネクスト・デイ』を賞賛)というタイトルで、1996年に一緒にツアーした布袋寅泰、衣装をデザインした山本寛斎、『ヒーローズ』のジャケットを撮影した鋤田正義、ジギー・スターダスト期のスタイリスト高橋靖子からのコメントと共に紹介されている。
ボウイは本作をリリースするにあたって「一切の事前発表や公式コメントをしない」というスタンスを貫いており、大島渚監督が亡くなった際にのみ下記のコメントを公式発表し、これが今でも唯一の声明となっている状況だ。
◆ ◆ ◆
オオシマさんの魂が、この世を去った。
彼の才能の恩恵を受けた我々は、今それを惜しむばかりだ。
---デヴィッド・ボウイ
◆ ◆ ◆
ひとつの映画を通し、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、大島渚監督をつなぐ絆は今もなお、彼らを強く結びつけているようだ。なお、日本の著名人からのコメントはボウイの日本公式サイトでも公開されている。
◆デヴィッド・ボウイ・オフィシャルサイト(海外)
◆デヴィッド・ボウイ・オフィシャルサイト