ジェイ・Z、ヒット曲満載のステージでSXSWを揺るがす

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ラッパー/大立て者/ブルー・アイヴィーのパパであるジェイ・Zは、3/12の夜SXSWでもっとも期待されていたイベントのひとつを、ヒット曲と観客を沸かせる曲でいっぱいのセットでやってのけた。ライブに対するファンのフィードバックを求めるだけでなく、ジェイ・Zはときどきオースチンのムーディ・シアターの観客に自分の代わりにコーラスを取らせ、その間にボトルの水を飲んだりしていた。

アメックス・シンク・ショー・プレゼンティング・ジェイ・Zの観客はほとんどがこの小さな会場でスーパースターを見るためにチケットを勝ち取ったアメリカン・エクスプレスのユーザーで、他にも多くの業界やメディアのセレブが混じっていた。ニューヨーク・タイムズのエディター、ジル・アブラムソンは息子でカントラ・レコーズの共同設立者ウィル・グリッグスと共に来ていた。フォースクエアの創立者、デニス・クロウリーと写真編集の新設企業、アヴィアリーのチーム・メンバーもコンサート前のプレショー・レセプションで歓談していた。

会場はジェイ・Zのショーにしては小さかったかもしれないが、観客はムーディ・シアターにこれまでに集まったどの観客よりも間違いなく多かった。ギグ全体がライブでストリーミングされ、一週間の間オンラインで視聴可能になる予定だ。それでもジェイ・Zはリラックスしてほとんど楽しそうに見えた。しかし、2,3カ所で彼は歌をカットし、最初からやり直したりしていた。

ショーは「ホワット・モア・キャン・アイ・セイ」でスタートし、そこから「ダート・オフ・ユア・ショルダー」、「99プロブレムス」、「ハート・オブ・ザ・シティ」、「ラン・ディス・タウン」などを含むヒット・パレードが始まった。彼は曲の間に何度かブレークを取って観客とコミュニケートしていた。ある時など、いつもの「テキサス/ニューヨーク/西海岸/中西部から来た人は?」などと問いかけるシーンで、「ノヴァ・スコティアから来た人は?」と問いかけると誰も答えなかった。カニエ・ウェストが飛び入りするかも、という噂があったが、スペシャル・ゲストもロック・ネーションのアーティストも登場しなかった。

ショーは「エンパイア・ステート・オブ・マインド」のエネルギッシュなバージョンで幕を閉じ、そのあとその名の通り「アンコール」が続いた。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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