リタ・オラ、ジェイZの新しい秘蔵っ子に注目が集まる

ポスト

新しくロック・ネーションと契約したリタ・オラが2/23にレーベル社長のジェイZとクリア・チャンネルを訪問したとき、ラジオの重役たちはその音楽に大いに感動し、ラナーズがプロデュースしたシングル「ハウ・ウィー・ドゥー(・パーティ)」をニューヨークのトップ・ヒット音楽ステーションWWHTZに持って行きDJ JJの番組でかけた。これがその後国中にシンジケートされ多くのラジオ局から流されることになった。

そんなプレミアはJ.コールやブリジット・ケリー、ウィロウ・スミスなどの新人を抱えるロック・ネーションやクリア・チャンネルにとっては異例のことだ。シングルのデビュー後すぐ、レーベルはマーケット戦略を加速し、イギリス人シンガーへの突然の注目を利用しようとしている。

「おかげで露出度がぐっと上がり、すでに出発モードだったものが今やスピードアップ・モードになっています」とロック・ネーション関係者は言う。「ジェイにはふさわしいタイミングがわかっているし、その音楽がいかに強力かもわかっているんです」

ジェイZはレーベルと契約したアーティストを手元に置き、ラジオの重役に影響力をふるうことで知られている。2005年には当時無名のリアーナを同様にプロモートしていた。

「2005年と似たようなパターンですね」と200万人が聞くJJの番組を手がける関係者は言う。「彼が承認のシールを貼ったものは何年もの間大きな意味を持つ。その上音を聞いて『この女の子はスーパースターになるぞ』と思わせるものを感じたわけです」

クリア・チャンネルの重役も、オラの音楽と存在感にラジオの枠を打ち破るような可能性を感じた。「つねに完璧に計画を練る必要はなく、そのときの勢いや感情にまかせてやれるからこそ、このメディアは特別なのです。私たちには新人を指導してくれるメンターがおり、それがたまたま最大のアーティストなのです。実に運のいいことです」

「ハウ・ウィー・ドゥー(・パーティ)」の強力なデビューが将来の成功を保証してくれるかどうかはともかく、ロック・ネーションとクリア・チャンネルはシングルがメインストリーム・ラジオでかかるようになったこの突然の露出を奇跡的成功だと考えている。「誰も未来は予測できない。だけどこの歌はこの国で最大のマーケットであるニューヨーク・シティで世界プレミアされたのです。あらゆるメディアからの注目を集めるはずです」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報