ロバート・グラスパー、最新作『ブラック・レディオ』2月22日発売

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ジャズとHIP HOPを自在に体現するピアニスト、ロバート・グラスパーの最新作『ブラック・レディオ』が2月22日にリリースとなる。

◆ロバート・グラスパー画像

よりHIP HOPな内容となるためロバート・グラスパー・エクスペリメント名義でリリースされるというこのアルバムは、収録された12曲のうち11曲に強力なゲスト陣を迎えている。エリカ・バドゥ、ビラル、ルーペ・フィアスコ、レイラ・ハサウェイ、シャフィーク・フセイン(Sa-Ra)、キング、レディシ、クリセット・ミッシェル、モス・デフ、ミュージック・ソウルチャイルド、ミシェル・ンデゲオチェロ、ストークリー・ウィリアムズ(Mint Condition)という全12人のミュージシャン達だ。今まで以上のゲスト数を増やし、さらなる大物も参加しているという意欲的な作品となっている。

この中からエリカ・バドゥをゲストに迎えた「Aflo Blue」が、先行してPC配信されたので、まずははチェックを。

テキサス生まれの33歳のピアニスト、ロバート・グラスパーは高校卒業後にニュー・ヨークでジャズ・ピアノを学ぶとともにHIP HIPにも精通し、モス・デフ、Q-ティップ、カニエ・ウェスト、ミシェル・ンデゲオチェロ、J・ディラ、エリカ・バドゥー、ジェイ・Z、タリブ・クウェリ、コモン、スラム・ヴィレッジ、マックスウェル等と仕事をし、その後2005年にBlue Noteに移籍。『Canvas』でメジャー・デビューを果たし、ジャズやゴスペル、ヒップホップ、R&B、オルタナティブなロックなどのエッセンスを取り入れた革新的なスタイルで、各方面から高い評価を得た。

その後、2007年ジャズとヒップホップを結びつける究極のピアノ・トリオ作『イン・マイ・エレメント』を発表し、ブルーノートの新世代ピアニストとしてさらに注目を浴び、2009年よりアコースティック志向のトリオと、よりヒップホップ志向のエクスペリメントの自身が推進する2つのバンドを1枚に集約したグラスパー本来の姿を投影した話題作『ダブル・ブックド』を発表し、グラミー賞にもノミネート。現在でジャズとクラブと結び付ける数少ないアーティストとして世界中で評価されている。

写真:Mike Schreiber

『ブラック・レディオ』
2012年2月22日 日本先行発売 \2,300 (tax inc.)
1.リフト・オフ/マイク・チェックfeat. シャフィーク・フセイン
2.アフロ・ブルー feat. エリカ・バドゥ
3.チェリッシュ・ザ・デイ feat. レイラ・ハサウェイ
4.オールウェイズ・シャイン feat. ルーペ・フィアスコ&ビラル
5.ゴナ・ビー・オーライト(F.T.B.) feat. レディシ
6.ムーヴ・ラヴ feat. キング
7.アー・イエー feat. ミュージック・ソウルチャイルド&クリセット・ミッシェル
8.コンシークエンス・オブ・ジェラシー feat. ミシェル・ンデゲオチェロ
9.ホワイ・ドゥ・ウィー・トライ feat. ストークリー・ウィリアムズ
10.ブラック・レディオ feat. モスデフ
11.ヘルミオーネへの手紙 feat. ビラル
12.スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
他、国内盤CDにはボーナス・トラック1曲、iTunesには2曲のボーナス・トラック収録予定。

先行シングル「アフロ・ブルー feat. エリカ・バドゥ」
各PC配信サイトにて発売中

◆ロバート・グラスパー・オフィシャルサイト
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